■ エヲカク ■

2018年12月01日

猿江商會フェア @ Readin' Writin' BOOKSTORE


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読むことは書いた人の立場になって考えること。
書くことは読む人の立場になって考えること。」

……という田原町(銀座線・田原町駅すぐ/東京都台東区寿2丁目)の書店、Readin' Writin' BOOKSTOREで、キューバのアフロ信仰「サンテリア」のオリチャ(精霊)を降ろす占いの本『オリチャ占い』を出したばかりの出版社<猿江商會>のフェアが今日(12/1)から始まり、その縁で、書店のズドーンと吹き抜けのロフト部分のデコレーションを、僕が担当させてもらいました。12月は正面一面のマリオ曼陀羅インスタレーション壁です。

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『オリチャ占い』の著者はキューバのアフロカルチャー研究の権化であり明治大学副学長、そしてポール・ボウルズやピンチョン、スティーヴ・エリクソンなどの翻訳でも知られるマスター、越川芳明氏。(猿江商會より『あっけらかんの国キューバ』出てます、2K16)

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なによりお店そのものが素晴らしい(そしてゆったりとした)デザイン空間、本のセレクションも実に落ち着いて気持ち良く、僕は先日下見で初めてこの書店を訪ねて一発でファンになりました。

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懐かしい東京と最先端の東京が入り混じって調和する蔵前〜浅草あたりの面白いエリアで、趣味性の高い独立系の店舗や飲食店、謎めいたスペースなど、興味をそそられるスポットが多く、晩秋の散歩にもばっちりだと思います。こんな場所でこんな書店ができることに驚き、自宅の近所にもこんな場所があればいいのに。

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新聞社を早期退職してこの書店を開いたという店主の落合さんが、もしここがニューヨークならこの人はジャームッシュの映画の登場人物という感じの渋さで、カウンター横には間違いなく旨いコーヒーを淹れる道具がセットしてあり、会期中に必ず一度は飲ませてもらおうと思ってます。絶対に旨いはずで、この予感は外さない自信あり。

Readin’ Writin’ BOOK STORE(書店)

猿江商會(出版社)

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昨日は開店直後に設営に行ったのだが、猿江商會の古川さんも顔を出してくれて、久し振りに会えて面白かったが、帰り道に「それじゃまた!」と別れても、1度目は田原町の駅のホームで、2度目は銀座線の末広町で、その都度「まちがいまちがい、こっちだった」と言って戻ってくるので呪われているのかと思ったが、3度目にやっと、三越前で呪いが解けたのだった。

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※12月中は、日取り未定ですが同店ロフトスペースにて、公開制作も予定しています。とにかく本好きはこの書店を見に来てください。で、ついでにロフトもどうぞ。

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2018年10月17日

早稲田方面

仕事の途中、通りがかりの漱石山房記念館を覗いたら投句コーナーがあったので、息子(11)の句を親の下手な字でドロップ。なにかの記念に。

 

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2018年10月14日

血圧

今日は理由も分からずなんかずっと落ち着かないのだが、そんな日もある、ということで本を持って長風呂定跡。不安とかそういうのじゃないんだけど、なんかソワソワする。……不安症の人とか面倒くさくて大変だろうね。


こんな日は泳ぎに行くもの良いのだが、珍しく家の人々が出払っているので、洗濯機回しながら独り静かにのんびりデータいじりと事務作業。


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ところでプールに行くと血圧計があって、泳いだ後にそれで血圧を測ることができる。ずっと120〜90くらいで、それが自分の理想形だと思っていたのだが、先週、先々週、久し振りに測ったところ104〜80とか、これまでとくらべやや低下している。


このところバイトに出れば仕事が深夜近くにまで及ぶことが多く、おまけに帰宅後は朝方まで自分のあれこれ制作したり、記事翻訳の内職したりして、呑みに出かけることがめっきり減ってしまったので、きっとアルコール摂取不足による血圧の低下だと思う。


自宅での作業中も、毎晩がんばって呑むには呑んでいるのだか、ちびちびやる程度だから、それでは全く足りていないということだろう。血圧を元の水準まで引き上げるためにも、呑みに出る頻度をもう少し増やさなければならないと反省。


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(写真は飛車角落ちだともう勝たせてくれなくなった息子(11)との一局、投了図。




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2018年10月10日

SUB-RIGHTS #10 − CHUMP CHANGE by Don Fante / 『天使はポケットに何も持っていない』ドン・ファンテ

今日はドイツで、フランクフルト・ブックフェアが開幕してます。

田内万里夫 

SUB-RIGHTS 10: 

Chump Change

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『天使はポケットに何も持っていない』

ドン・ファンテ

中川五郎・訳

河出書房新社


10月のどこかの水〜日の5日間で開催されるフランクフルト・ブックフェアですが、その間の参加者/入場者数は延べ30万人とも言われおり、その人数が一同に会して、延々と本の話をしている、おまけに夜な夜なーー大抵は午前3時とか、場合によっては朝方までーー世界各国の出版関係者たちが入り乱れて呑み続ける、といえば狂気の程が伝わるだろうか。本の人々と酒の相性の良さは万国共通らしい(いわずもがなだけど、そうじゃない立派な人たちもたくさんいます)。

夜は天国/日中は地獄、というのが僕のとってのフランクフルトの記憶で、最高に面白い人々が集ってくるからほんと楽しいっちゃ楽しいんだけど、とにかくひたすら消耗しまくる1週間。で、帰国後しばらくは屍です。

大抵フランクフルトに入る前に、先ずロンドンに寄って1週間(長いときは2週間)、イギリスの出版社やエージェントの元を訪ねて回って、ちょう長丁場だからほんと死ぬ。……ロンドンでも呑み続けてるわけだし。もちろん遊びというわけでもないし。


1998年に仕事に就いてから2014年まで毎年欠かさず行き続けて、その後アウルズ・エージェンシーが版権エージェント事業をやめて、もう行かなくても良くなった2015年の秋の、あの信じられないほど晴れ晴れした気分は忘れられない。

とはいえ、あそこには最高の思い出も山盛りで、そこで出会って仲良くなったいろんな国の出版人との友情なんかもものすごく貴重で、今となっては素敵な記憶だけがフィルターされて遺っているので、その縁を大切にしていこう、そうしよう。既にあの世に逝っちゃった人なんかもいるけど……

そんなことを思っていたら、去年、縁あって手伝いをさせてもらってるタトル・モリ・エイジェンシーから誰かの代打として送られて、またあの景色を見ることに。

……ということで、今回はそのブックフェアを舞台に、あのブコウスキーが「神様」と讃えた作家ジョン・ファンテの息子、ダン・ファンテというロクデナシの書いた『CHUMP CHANGE』(邦題「天使はポケットに何も持っていない」中川五郎訳/河出書房新社)。あと、もちろんミラーさんとの思い出話。

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なんというか、筋トレのようなつもりで、というか酔っ払って書いているので、また長いです。
ほんとはもっと絵を描く時間を作らねばなのだが、今はこういう巡り合わせのタイミングなので。 絵よりも文章を書くほうが時間とエネルギー消費する。



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posted by マリオ曼陀羅 at 16:42| Comment(0) | book | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月16日

9月14日(金)

この感じだと、デモはそのうち本当に無力化するんじゃないなのかなと、見に行ってみて、なんだか少しそんな印象を受けた。小雨降るなか、見たこともないくらいの警察官が集まっていて異様な感じしかしなかった。あの数の警察官が攻勢に回るようなこがあったら、ものすごい景色が展開されることになりそう。


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本来ならスキャンダルまみれのはずの自民党総裁選がひとつの大きな関心事となって一昨夜、9月14日(金)の官邸前には普段以上に人々が集まる(デモをする)というので、仕事をちょっと早く、8時過ぎに切り上げて様子見に出掛けてみた。国会議事堂前駅は例によって大混雑してるのは間違いないので永田町の1番出口で降りて歩きはじめると、すぐに拡声器の声がそこまで秋風に乗って聞こえてきた。で、たらたら歩いていると案の定、警察官が立っている。どこに行くのか訊かれるので、官邸前のデモの様子を見に行くと答えると、迂回路を行けと指示される。まっすぐ行かせてくれないので、仕方なく迂回。


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やっと官邸前に近づいくと、警察官の数がものすごいことになっている。どこに行くのかとまた訊かれるので、また官邸前と答える。また迂回路を示される。しらないおばちゃんが、道路を封鎖するな、と警察官に食って掛かっているが、彼女も結局迂回させられる。警察官の数がとにかく、近づくにつれて、どんどんものすごいことになってる。


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国会議事堂前の見えるあたりにやっと辿り着いて、デモをしている人達の姿がなんとか見えるところまでくると、もうそのあたりはバリケードと警察官と装甲車(?)だらけで、とにかく真っ直ぐに進ませてもらえない。


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仕方ないので、国会議事堂前の3番の出入口から一度駅に降りて、そこら車道を挟んだ2番出口(こっち側でデモをやっている)にショートカットしようと思ったけど、駅構内にも警察官だらけで、2番出口の方に行かせてもらえない。うじゃうじゃいる警察官に、ここでも食って掛かっている若い男性がいる。ここ通り過ぎてもこの先でまたガッチリ止められますよ」と警察官が言うので、しかたなくまた地上に出て、ぶらぶらしながらそのあたりの様子を見て歩こうと路地に入ると、そこにも警察官がいてまっすぐに進ませてもらえない。



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しかたないので溜池山王方面にあるいて行って、横の方から官邸前に行ってみようと思っても、どこにもかしこにもバリケードが張り巡らされていて、歩道には警察官の移送車両の大型バスが新幹線のように延々と隙間なく連なっていて、もちろん警察官がそこらじゅうにいる。


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どの辻にも、どの曲がり角にも警察官が立っていて、そのうち自分がどこを歩いているのかよく分からなくなってくる。仕方ないので立っている警察官に「官邸前にいくルートはどっちですか?」と訊ねると、「デモに参加するんですか?」と反対に訊ねられるので「デモを見に行く」と答えると、交番のお巡りさんのように親切な様子で道順を教えてくれ「かなり迂回することになる」と説明を加えられる。


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その迂回路が本当に遠回りで、途中で違う道を進もうと思っても、当然のことのように警察官が立っていてバリケードが張られていて、思うようには進ませてもらえない。デモの一体感のような、あのちょっと恍惚とした感じは苦手なので、周囲の道をぶらぶら歩きながら警備の様子を観察したんだけど、あれは間違いなく過剰警備だったな。最終的に現場には行ったんだけど、デモ参加者の数よりも、警察官の方が、今回は何倍も多かったような気がする。意地でもデモを最小化させるという、とても強い意志だけが、強烈に伝わってきた。


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そうこうしているうちに、地元の友人から酒の誘いがあって、ちょうどデモも終わる感じだったので、電車を乗り継いで帰って、コンビニで酒とつまみを買って、その友人のところで飲みながら世間話して、気がついたら午前1時くらいだった。


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posted by マリオ曼陀羅 at 02:03| Comment(0) | diary | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする