■ エヲカク ■

2020年05月02日

本の紹介

本の表紙を紹介するアレがいくつかこちらにも回ってくるのだが、正直なところ、そういうのがちょっと苦手なので…… これでご勘弁ください。

……例えば次の2冊の表紙(と中身のチラ見せ)を紹介してみます。
※いずれもTrolley Booksという出版社から出されたゴリゴリのフォトジャーナリズムです。書籍情報は末尾に置きます。

●先ずは1枚目、表紙。2001年、イラク戦争勃発後、壊滅状態のバグダッドに入ったフォトジャーナリストが、破壊しつくされた市街地の写真屋のラボで見つけて持ち帰ったフィルム。現像したらタリバン兵達の出兵前のポートレイトの大量のネガだった。そのポートレイト集。この青年達も(少年も!)人生にやられたんだよね。……誰が受け取るべき写真だったんだろう。

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●もう一冊もイラク戦争。ただし、こちらは米軍の帰還兵たちのその後を追った本。四肢のどこかを失い、もしくは精神を破壊された青年達の姿を写真に収めることで、問題を突きつけようとしている(マイケル・ムーアがLA Timesで取り上げたこともある)。……誰が受け取ることになる写真なんだろう。

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世のなか本は山ほどあるけど、たとえば(FBのインターフェース的に)分かりやすく、また対比として面白い上記の2冊。いずれもイラク戦争にフォーカスを当てたフォトジャーナリズムの写真集。それぞれの視点から。

視覚的であることを考え写真集を2冊取り上げてみたけど、テキストで記録された本もヤバイのがどっさりある。優れた本は山ほど、ひっそり出てます。ノンフィクションも、フィクションも。

本が大切なのではなく、その内容が大切なのです。だからそれを収める本が媒体として大切である、ということなのだが……。なんでかっていうと、本はデジタルのデータよりもパッケージとしての保存が効くんですよ。

▶ TALIBAN by Thomas Dworzak

▶ PURPLE HEART by Nina Berman
 
 
 
人の頭のなかは未知数だと思う。
 
 
 
※FB上での個人的な本の写真は次のリンクに、たまにUPしててます:





posted by マリオ曼陀羅 at 02:20| Comment(0) | book | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月28日

絵を描く

しかし、コロナ禍がいかにトンデモナイことであるとは言え、それ一発でこれほどの崩壊を見せる社会、すさまじいな。

社会生活を営む人間にとって、平穏無事がいかに大切なことであるのかが、改めて分かる。

今夜はこの騒動/災難が起きてから、おそらく初めて、曰く言い難い哀しさ、寂しさ、のようなものを感じていることを自覚した。

……ここしばらく興奮状態にあったのだと判った。このモードに入る為に、きっと必要な興奮状態だったのだろうと考える。

分断統治の誘導に乗せられないために、どうすれば良いか、今夜は絵を描きながら落ち着いて考える。優しい線を引くことだけに意識を向けている。

かなしい。

Tシャツ作るよ。

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No matter how outrageous this corona panic is, it is terrible to see a society collapse so easily. It reminds us once again how important it is for people, as a social creature, to maintain peace and safety of our society.

It is, perhaps for the first time since this all happened, I realized that I was feeling a kind of indescribable sadness, a kind of emptiness.

...I have realized that I might have been in a state of aggression for a while. I suppose it was the state of mind I needed to get into this mode.

I calmly ponder what I can do to avoid being taken in by the divide and conquer inducement. I'm focusing into my consciousness, just to draw a gentle line.

It's sad.

I'm making you a T-shirt.




posted by マリオ曼陀羅 at 06:15| Comment(0) | ewokaku | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月19日

コロナと日本人

いろんな国の人達を相手に仕事してきた経験から言うと、なにかが決着するまでにとにかく時間がかかる、プロセスの面倒くさい国というのが2つあって、それがインドと日本。だから、今回の休業補償や補償全般、またCOVID-19の検査の基準などが日本で全く決まらずウダウダウダウダしてきたことに対し、特に新しい驚きはない。

ただ、インドの宣言4時間後の13億人ロックダウンは、これはこれで驚かない。インド人は結論ありきで動くから、だからその結論を得るためならどれだけ時間を費やしてもいいという姿勢で来るわけで、結論まで一直線に到達できるなら話はめちゃくちゃ速い。

日本での物事に時間がとにかくかかるのは、自分の責任/判断でモノを決める習慣が全くないから。とにかく何でも指差し確認、承認、凛義、許諾、手続き、etc.etc…だから逆に「決定権」を持つ人のパワー(権力)が過剰に増幅されてしまうんだろう。でもそれは、権力の顔色を伺うことに馴れてしまった個々が、小さな決定さえ回避しようとするから。

裏を返せば、小さなエラーひとつによって負わされるペナルティつまり罰が不相応に大きいから、ともいえる。エラーの結果なにかを失うと、その失ったものを回復するのがとても難しい/面倒くさい。転職や留年などによって、時に大きな不利益が生じる「セカンドチャンス」の難しさも、その表れのひとつ。

個々で判断することがリスクと見做される社会だからこそ、個々の判断をした人に責任を押し付けることになるし、それが結局あの「自己責任」論へと結びついているのではないかと考えつつ、角瓶。

……
posted by マリオ曼陀羅 at 22:56| Comment(0) | diary | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月12日

2020/04/11

Moral Capitalism(モラル・キャピタリズム)やEthical Capitalism(エシカル・キャピタリズム)、つまり倫理的資本主義と呼ばれる社会システムへの移行/実験のタイミングが今まさに訪れている。

それは Social Capitalism(ソーシャル・キャピタリズム)=社会資本主義かもしれないし、他のなにかかも知れない。

社会や市場の健全性を担保できないシステムは結局、自縄自縛に陥って自ら本能的に破滅の道を選び取っていく。

今回ウイルスという人間以外の要素、人間がコントロール不能の要素が人間社会に地球規模の巨大なインパクトを与えているが、それが契機となることで人間/社会においてなにが、どのように目覚めるのか。

楽観論/悲観論などとは別の次元で、人間という種がなんらかの結論を導き出すことになる。

いずれにせよ、今の日本は多少特異なサンプルとして、このような考察にある種の役割を果たすことになるかもしれない。バカバカしいにも程があるけど。
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……ジンを飲んで視力が改善したという人がいたことを思い出したのでジンを飲んでいるけど、どうやら酔っ払いに騙されたのかも。。 40代半ばを過ぎて老眼になって、あの細かい線画を描くのに、かつての2倍くらいの労力を費やさなければならなくなってしまった。俺のような絵描きは観察者なので、上記のような興味が湧くし、そのことについて考えざるを得ない。

……それにしても、落ち着かないね。





posted by マリオ曼陀羅 at 04:44| Comment(0) | ewokaku | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月01日

新型コロナウイルス COVID-19

これを機に、日本も9月に新学期がはじまることにすればいい。いずれこの状況が収束すれば、留学して広く学びたい若者達には大きなメリットとなるだろう。

それまでは彼等に健やかでいてもらわなければならない(もちろん自分達も)。

ところで今日は、コロナ感染したフリーランスの誰かがやっていた仕事が俺のところに回ってきた。仕事はありがたいが、なんとも言えない気分だ。

高1娘(今日から高2なのかな?)の担任の、ニューヨークの友人がコロナで亡くなったという悲しい報せが、注意喚起のメッセージとともに、娘の学校用タブレットに届いた。

秋に予定されていた娘の短期留学のプログラムは当然のことのように流れて消えた。
 
 
※写真は今年の誕生日プレゼント♡

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posted by マリオ曼陀羅 at 05:47| Comment(0) | diary | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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