■ エヲカク ■

2020年08月24日

MULTIPLEXER (in the time of absurdity)



MULTIPLEXER (in the time of absurdity)
mario tauchi
JREAST meets ART @ Takanawa Gateway Fest


製作: 2020/08/11〜16
公開: 2020/08/18〜09/06


#高輪ゲートウェイ
#mario_mandala
#mariomanda






posted by マリオ曼陀羅 at 08:44| Comment(0) | art | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月28日

『柳生大作戦』アリラン太郎、ミツナリズム

『柳生大作戦』荒山徹 著(講談社)。石田三成という名を聞いたことがある人ならアゴが外れるレベルの世界が展開している独特な小説。

自分なりにいろいろな小説を読んできたつもりではいたけど、こんな自由な小説が許されるのかと目を開かされた創作の世界だった。人の脳内に無限の宇宙が広がっていることを確認し、畏怖の念さえ覚えた。洒脱という言葉は適当だろうか。……もっと緻密な何かだろう。

この作品に限らず、僕の絵を初めて(及ばずながら)使ってもらうことになった『柳生大戦争』がまさに大問題の小説で、ほんと度肝を抜かれた創作の世界。これがとにかくまったく新しい読書体験であり、今でもあのときの衝撃と混乱と動揺は忘れられない。

「伝奇小説」というジャンルの、特筆すべき作家です。かなりDOPE。腕がすごい。

……それにしても『ミツナリズム』ってなんだ?


F426C674-D84F-4DCC-9778-7440C14F10CE.jpg

・・・

絵を評して「魅力的」と言ってもらえるのは、もしかしたら、なにより嬉しい。すごさ、とか、価値の高さ、とかを追究しているわけではないので「魅力的」がとにかく嬉しい。

「おもしろい」とかもかなり嬉しい。

こないだ、しばらくご無沙汰しているデザイナーの人からメッセージが届いて、スマホに貼っていた僕のステッカーが酒場で好評だったのだが古くなって擦り切れてしまったので、またタイミングを見て事務所に遊びに来いと。つまりステッカーの「おかわり」ってことで、これも相当嬉しかった。

酩酊状態で反応をおこす絵というのは、意図と合ってる。

・・・

そして今夜も10代20代の頃からの友人たちの仕事を手伝わせてもらったりしながら、不慣れなことも含め、あれこれ試行錯誤する40代後半のコロナ禍。コロナ陽性者は増え続けており何もかも大変で、いつも最悪を想定しながら動かざるを得ない状況だが、そんななか(だからこそ)環境のなかにあるあらゆるものを駆使しアクティブに動く元気に満ちた友人の存在が、めちゃめちゃ心強い。

妻の仕事が新たな方角を向き始めている様子も楽しい。今は廣岡かもしれないが、そのうち2000本打つだろう逸材。最高。

・・・

多くの仕事の在り様に変化が起きる。起きざるを得ないこの状況。なにをどうすべきか、否応なく考える日々。

考え出すと難しいことも山盛りだが、とにかくサバイブしている実感がリアルで、毎日がありがたい。

posted by マリオ曼陀羅 at 06:58| Comment(0) | diary | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月23日

アリセット(ニューヨーク)

絵を描くことを求められる……ということがある、という、それだけのことがどれほど幸せかは、分かってくれる人はわかってくれると思う。幸せです。


で、絵を描くとか、そういうことを通じて得られる友人のありがたさがこの人生を支えていてそれもとてもありがたい。

はっきり言って、俺の絵がなんの絵なのか分かる人は全然いません。でも伝わるところには伝わる。で、そういう人にハズレなし。なんて面白い人生なんだろう。

今日は届いた良い知らせ。
こういうことあるとがんばれる!

Allicette Torres


在ニューヨーク、プエルトリカン、魂のアーティスト。





posted by マリオ曼陀羅 at 05:04| Comment(0) | ewokaku | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『ザリガニの鳴くところ』

……にしても今年は延々とよく降るなぁ。湿地の物語を読むにはいいのかもしれないけど。

1A7BB93E-DF8C-4C1E-9B12-BF493945ACA8.jpg

にしても人ってなんなのか。

個々それぞれに語り得ぬ/語り尽くせぬ…「人生」としか呼びようのない経緯があって、その乱数まみれの瞬間の積み重ねの上に、やっと今があるんだよね。皆様、人生を大切に(祈

これを読みながら、靴を履いて学校に行けなかった(靴が貴重だったので学校付近までは裸足で道を通っていた)という戦前(の離島)生まれの、今や死につつある父親の人生にちょっと想いを馳せて面倒臭い気分になっている。絶対に他者と折り合うことのない人というのがいる、と、自らの存在をもって示してくれたややこしい人です(結局あれこれ解決せぬまま関係を終えるのだろう、ということがほぼ決定したし、まあそれで良いのだと、ようやく自分にも分かった)。

サバイバル。結果よければ全てよしだが。そこは誰にも知り得ない領域。

今のところ、そんなことを個人的に考えさせるテキスト。こういう物語を書く人がいてくれることがありがたい。読みかけだけど、傑作認定。

『ザリガニの鳴くところ』ディーリア・オーエンズ著/友廣純訳(早川書房)





posted by マリオ曼陀羅 at 04:12| Comment(0) | book | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月08日

神とは?

「イエスキリストも生まれたときにはまさか神になるとか思ってなかっただろうね〜」と高2娘(世界史選択)。

「たしかにな〜。ブッダとかもそうだよね。神っていうか仏だけど」

「てことは、キリストとかブッダの子孫て、もしかしてまだいるの?」と娘。

「理屈を言えば、一族根絶やしにされてなければ、遺伝子を継ぐ人がいる可能性はあるんじゃないの?」

「やば」

「てか日本」

7919819F-0B3E-413B-B380-96AD9F796102.jpg

※外出が減ってかれこれ長く、気が向く夜に娘と散歩。3キロコースと5キロコースが出来た。
posted by マリオ曼陀羅 at 00:48| Comment(0) | diary | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする