■ エヲカク ■

2019年02月18日

カウントダウン

1週間後に迫った渡航に向けて追い込みちゅう。


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最大の気掛かりだった何枚もの大型の絵の大きな発送荷物2つは、無事にブルックリンのギャラリーに到着したと連絡が入って気持ちがかなり軽くなったが、(受託手荷物として)機内に持ち込む作品も少なくなく、最後まで気が抜けない感じ。しかしサイトも整ってないし、ポートフォリオも仕上がってない。手元の仕事が多過ぎて、集中が一度切れるともうエンドレス空回り状態。あと寝てしまったが最後、起きられない。


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※ところで絵の束の片道送料の方が、往復の自分の航空運賃より高い!


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そんななか、娘が中学の美術の授業で作った落款(判子)の作品が、東京都の公立校の合同美術展に選ばれたので、気分転換がてら上野の美術館に出かけてきた。中学生の作品ものすごい力作揃いで本当に楽しかった。帰りに百貨店に寄って、あちらでお世話になる方々への手土産を物色。




……どれくらいの荷物になるのか考えるとちょっと怖い。



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先日、出身中学に呼ばれて行って授業を行なったが、その様子が埼玉新聞に掲載されたと、きっかけを作ってくれた市の教育委員会の人から記事の写真が届いた。なんか変な気分だが、ニューヨークの個展のことにも軽く触れてくれているので、いい記念。


 

それにしても藤井聡太、強過ぎ。

 

 

posted by マリオ曼陀羅 at 04:11| Comment(0) | art | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月14日

不正統計

渡航に向けて準備、ひたすら準備。指先をうっかり負傷したため、ペンや筆を操れず、絵は描けず。文字タイプもストレスで、ケガした指先を庇って他の指をフル活用してキーボードを叩くのだが、どうしてもキーがズレる。おかしな運指で腱鞘炎になりそう。アルバイトも内職も、いずれもキーボードを打つ作業が多いから、自分のマヌケ具合にいよいよ腹が立つ。それでも日米の協力者の皆様の大きな御支援ありがたく、夜中のしみじみとした時間に感謝の念が溢れ出る。

……ところでこの小川純也という議員による政府の<不正統計>を問題にした質疑が素晴らしい。応じる側のとんでもなさも、対照的にものすごく良く分かる。


貼っているリンクの動画は先日(2月4日)の質疑の録画だが、一昨日2月12日の続編も必見だと思う。

適当な映画やテレビドラマなんかよりよっぽど真に迫って面白いから、良くできたエンタメだと思って見てみればいいと思う。


何を支持する/支持しない、ではなく、笑っちゃうほど間の抜けた実態を垣間見ることができて、腹(の神経)が捩れるよ。

現政府による国家運営がいかに頓珍漢で、国民を蔑ろにしているのか、今更かもしれないがその具体的な一側面がとてもよく炙り出されている(これまでも散々見せられてきたけど、また)。

見ればそれぞれ感想を抱く事だろうが、こういう議論をマスコミはきちんと取り上げて、もっと明るいところで吟味して欲しいし、そのための俎上にきちんと載せて欲しい。粉飾、改竄、とんでもねーよ。まったく楽じゃない生活しながら毟られてる税金ジャブジャブ捨てられてる。

謳われている”好景気”は、おそらく実態をまったく伴わない、統計のギミックを駆使した結果に捻り出した数字に過ぎないっていうのが良く分かるよ。現に政府側もそれをほとんど認めてしまっている。でも、変わらないし、変えられない。バカバカしい。
 
「悪夢のような民主党政権」とPMは言ったが、今がよっぽど悪夢だろう。こんな茶番を続けてたらどうなるか。乞う御期待とはとても言えない。

……絵を描けないので、方々に必要な連絡業務。おかげで、ニューヨーク滞在中はほとんど皆の厚意に甘えられることになり、宿代が助かる。お土産を考える楽しみを得る。


posted by マリオ曼陀羅 at 12:32| Comment(0) | diary | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月23日

祝日〜合格〜

伊丹の美術館からオファーをもらって、キース・へリング展の壁画プロジェクトを任せてもらうことになり小躍りしたのは、独学で絵を描き始めてからちょうど10年が経ったある日のことで、あ〜これであともう5年は絵を描いていてもいいことにしよ〜、と自分にGOを出したのだった。

東日本大震災と原発事故の悲劇と被害がどこまで膨れ上がるのか、その頃まだまだ未知数で、まさに渦中も渦中のド渦中ピカチュウだったが、これからどんどん社会的影響が現れてくるだろうという予感は強くあった。8年後の今もまだ(当然ながら)事態は未収束であり渦中のままだ。多くの人々の抱いた予感のとおり、社会に潜んでいた腐った膿のようなものが放射性物質とともに驚くほどの勢いで吹き出し、顕在化して、なお流れ出続けている模様。

1月の六甲おろしに吹き付けられて身を凍らせながら何日も、大きな壁を睨みつつ、死生観について改めて見直すことを迫られたのがあの頃。キース・へリング展に関わったことで、初めてぼんやりと自分の絵をニューヨークに持っていくイメージが沸いた。でもいったいどうすりゃいいのかな〜と思ってたけど、実際に手間と時間をかけ続けるしかなかったという話かもしれず、それが叶ったとしても、やっぱりまだまだ永久に道の途中なんだろうな〜と思いましたとさ。

……ところで娘が高校合格通知GETしました(゚▽゚) 良き日♡

 
「道」
此の道を行けば どうなるのかと 危ぶむなかれ
危ぶめば 道はなし
ふみ出せば その一足が 道となる その一足が 道である
わからなくても 歩いて行け 行けば わかるよ

(清沢哲夫/1951)
※猪木じゃないYO( ´ ▽ ` )ノ

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そして本日!!!
中継地点の大田区某所に絵が到着。




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posted by マリオ曼陀羅 at 16:22| Comment(0) | parenting | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月20日

2019リア充日記

高校受験を目前に控えた中3娘の美術の課題が区の中学校の合同展示に選ばれて、世田美まで! おめでとう♪ 

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その世田谷美術館では折しもブルーノ・ムナーリ展の真最中で、これがまためっちゃんこ良かった。この世界を素晴らしくするヒントが山ほどあって、唸ってた。

そして美術館2Fはアフリカの現代美術の展覧会だったのだが、なんという世界だ。目の前にいったい何を突き付けられたんだろう。消化するまで、もうちょっと時間が必要かもしれない。

趣の異なる3つの展示が一ヶ所で。これこそ何かの醍醐味だろう。人間がこういうことやる生き物である限りは、まだ人間についてあれこれ諦められない。

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それと3月にいよいよ迫った僕自身の大一番。これもなんとかかんとか、やっとやっとやーーーっと着地点が(まだ遠く小さくだけど)見えてきた。最善の解決策が見つからず、気苦労の最大の原因となっていた絵の現地への発送についても、ありがたい人々の力を借りて、どうにか方向が定まり、気持がものすごく軽くなった。

目玉にしたい絵もようやっと仕上がった。描きたいように描けて、ふと気持ちが緩んでしまいそうなくらいだけど、この種が無事に海を渡って、根を付けてくれますように。ほんと祈るような気持ち。
……これから更なる実務が待っているので気が抜けないけど。でも明日か明後日の夜にはせめてゆっくり眠りたい。

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※去年11月からこの方ほとんど息つく暇もなく、今日が最終日のムンク展のチケットも結局無駄にしてしまったけど。リア充の代償と思うしかない。

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posted by マリオ曼陀羅 at 16:37| Comment(0) | art | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月09日

本メモ

長いけど読んで良かった。出版社が書店を殺しているという側面があるのではないかという問題提起や、出版業界が読者を蔑ろにしてきたのではないか、というような反省も。粗製乱造とも(それとなく)。あと書店の利益が薄すぎる点を改めて。……ワープアのリアルを描く目的で書かれた小説の舞台が書店とか(涙

……とはいえ、ルサンチマンに溢れた内容ではなく、むしろその逆。檄。

【講演録】アマゾンと日本の出版流通

http://syuppan.net/?p=1227


出版業界に関する著作や読書論などで知られる永江朗による2016年の講演。Amazonの商法と日本的な出版流通販売の在り方とを対比させつつ、この20年弱のあいだに日本の出版業界がどのような変化と向き合ってきたかについて、また直面し続けている問題について、ちょう独特な日本の出版業界の歴史などにも触れながら永江朗らしく(分かりやすく)語っていて読みやすかった。

猿江商會から出ている『小さな出版社の作り方』の出版直後の講演のようだが、それから2年以上が経った今も事情はたいして変わってない。出版業界とすれば困難な時代だろうが、必然性のあるスクラップ・アンド・ビルドの過渡期に今があるので、僕はこれでいいと思わないでもない。意味あるテキストが人より先に死に絶えるとは考えないから。

このなかで語られているけど、新刊本の書店店頭での命は平均でわずか1週間。……ということは月刊誌よりも店に置かれている時間が短い。

「かつて私は『セゾン文化は何を夢見たか』という本を朝日新聞出版から出したことがあるのですが、書くのに足かけ12年かかりました。12年かけて1週間しか店頭に並ばないというのは、「オレの本はセミか?」と言いたくなります。それくらい本が短命化しています。」

……ミーンミーン宜なるかな。

いったい何のために本があるのか/ものが書かれるのか。
著作権保護期間の問題とも合わせて考えた方がいいね〜

出版業界の自縄自縛。割を食うのは読者と社会。

【宣伝】
『小さな出版社のつくり方』
永江朗
猿江商會(出版社)

……ところで永江朗の正式な肩書ってどうなっているんだろうと思ってWikiをあたったら、上記『小さな出版社のつくり方』が著作のリストに未登録だった。Wikiのエディットできる方、どなたか。
posted by マリオ曼陀羅 at 09:28| Comment(0) | book | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする