■ エヲカク ■

2017年09月04日

風呂一番

そりゃ大変だw


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題) 風呂一番

 ぼくは、いつも姉と争そっている。風呂のことで。
なぜかというと、一番目は風呂があついからです。
このあと二通りあります。
 一通り目は負けた時です。負けた時はすぐに入りに行きます。でもあついから「ぬるく」をします。あがったら、姉が入ってつめたいというクレームがきます。
 二通り目は、勝った時は、姉に先に入ってもらいます。すこし時間がたってふろに入ろうとしたら、まだ姉がスマホであそんでいました。
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……まあ頑張れw
 
 
 

 
posted by マリオ曼陀羅 at 01:37| Comment(0) | diary | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月22日

『<帰国子女>という日本人』品川亮 著(彩流社)

品川さんの本『<帰国子女>という日本人』(彩流社)、実に様々な感情を喚起されながら読了。こんな複雑な思いを背負って今の品川さんがあったのか、というのが(ちょっとだけですが)著者を知る者としての実感でした。つまり<帰国子女>の持ち得る、特有の複雑さが綴られた一冊でした。

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その複雑な思いを自己分析的に整理しながら、いろいろ相対化しようと試みることで、<帰国子女>という呪詛と立ち向かうような本で、……僕はなんというか、Bluesを感じながら読みました。

特に、まだいろいろと無自覚な少年時代のスナップショットのような記憶は、実にリアルで瑞々しく面白かったです。本格的に日本に居を移した高校生以降、自分の内外に芽生えた摩擦も苦いリアリティでした。ある個人の実体験を通じ、その苦悩や戸惑いのプロセスを共有できる、興味深い読書でした。

先進国、途上国、英語圏、非英語圏、加えて、日本人学校、インターナショナル・スクール、現地校、海外生活をした年齢、帰国後の環境なども含めると、<帰国子女>のバリエーションは実に様々で、相対化するのは非常に困難だろうと思われますが、<帰国子女>達への取材を通じて、そこに一本の筋を通そうという意欲作だった。しかし当事者たちの問題は解決しないだろうという思いが残って、それもまた読書として面白かった。

著者と僕はほぼ同世代(品川さんの方がちょっとだけ歳上)で、2歳〜小2まで、つまり7歳くらいまでの5年間(70年代)、それから小6途中〜中3までの約3年間(80年代)をペルーのリマの「リマ日本人学校(通称リマ校)」で過ごした人。つまり中学を出るまでに計8年間を日本の国外で過ごしたハードコア帰国子女です。その後、90年代には<帰国子女>をこじらせた挙句、大手企業の内定を蹴って渡仏。映像作家になる。その後『スタジオボイス』誌の編集者から編集長を経て、他社に移籍しての書籍編集者を更に経て、今はフリーランス(編集、執筆、映像作家)。

著者が「リマ校」で密度の濃かったであろうと思われる時間を共に過ごした<帰国子女>たちとのその後の交流について、第一章のなかで<「治療集団」的側面を持つ小集団>という箇所で、少年少女たちが青年になり、その過程で形成されていった互助会のようなグループについて書かれており、その必然性・必要性が痛いほど分るような気がして胸に沁みました。

主に10代20代のちょう多感な頃に、僕が発売日を待って読んでいた雑誌の編集に深く関わっていた人と知ったのは後からですが、抑えの効いた社交術の持ち主で、大人っぽく気さくなところもあって、おまけに僕などの目には華々しく映るキャリアの持ち主で、やっぱりすごい人がいるんだなぁと、ご一緒させていただく機会には、なんかそんなことを思いながら嬉しく酒を飲み交わしながら、でも話の端々に、不思議なほどの謙虚さを(いい意味で)感じていた人です。その謙虚さを僕は、僕のようなよくわからないし物も知らない者に対するときの、彼自身の心優しい社交バランスのようなものとして捉えていた向きもあったのですが、本書を読んで、ああ、そればかりではなかったのかもしれないと思い至ったのでした。

つまり、<帰国時子女>であることを宿命付けられた、日本人なのに<異邦人>としての著者の像が、この本を読んだことで浮び上がり、日本という国の、独特なドメスティックな世界を、善きにつけ悪しきにつけ、再確認したのでした。そんなドメスティックな世界に対する警戒心は、考えてみれば、僕にも理解できるものでした。

ちなみに僕はいわゆる<帰国子女>の枠に入らない、ゆるふわな海外経験者(小4〜小5にパリ郊外1年、高校時代のトラブル諸々でオーストラリアのメルボルン郊外で約1年、その後の大学生活で2年くらい)なのですが、非常に共感すること多かったです。

特に幼い頃を(親の都合で)海外で過ごし、その後の拠点が日本となっている人には、いろいろ沁みる一冊だと思いました。

自己肯定感ってなんだろうという思いが、しばらく経って訪れました。

余談かもしれないけど、<ハーフ>という日本人の友人たちにも思いが及んだ。「アイデンティティ」を探し求めていた彼等のうちの数人も、落ち着く先が日本じゃなければ背負う必要のなかったトラブルを抱えていたのではないか、という仮説。そんなうちの一人は、その「アイデンティティ」の問題故に発狂した。まあ両親が日本人の日本育ちの日本人でも発狂するから、なんとも言えないけど。

この本は「すれすれ」のところを感じさせずに書かれているけど、でも「すれすれ」の瞬間も多くあったんだろうなあ。と(厚かましくも)思いました。勇気ある一冊で、少年時代を懐かしく感じることもできて、とても嬉しかったです。

 
 
『〈帰国子女〉という日本人』
品川亮
出版社: 彩流社 (2017/8/4)
ISBN-13: 978-4779170966
→ https://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4779170966/
 
 
 
【参考情報】
『H.P.ラヴクラフトのダニッチホラー その他の物語(DVD)』
ジム・オルーク (出演), ミッキー・カーチス (出演), 品川亮 (監督)
→ https://www.amazon.co.jp/dp/B000SKNPSG
 

posted by マリオ曼陀羅 at 03:03| Comment(0) | book | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月01日

みんな電力

アルバイト生活も板に付いてきたということで、近所に見つけた安アパート(定期借家)を借りてみることにしたんだけど、電気等の開通にともなってあれこれ。

自宅もこっちに切替えようかなあ。月々の使用量によっては東電より若干割高になるようだけど、逆にいえば(使用電力が大きくなれば)割安になる可能性もあるとのこと。再生可能エネルギー使用ということで、いくつかの提携する発電会社を候補として、どこを支援するかを期間ごとに選べる仕組みになっているらしい。

新たに電力の契約するのに東電というチョイスは、今や無しでしょ。

一応、生成可能エネルギーのリーディングカンパニーということらしいです。

→ みんな電力
http://corp.minden.co.jp
 
 
 
 
posted by マリオ曼陀羅 at 06:33| Comment(0) | diary | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月28日

2周年

人生とは究極の「生きる実験」、たぶん誰にとっても。だからなにやってもいいんだと思う。やってはいけないこと以外なら。

3年前〜2年前の夏にかけて、企画段階から編集まで大凡すべての作業を任せてもらい、七転八倒の末にやっと完成した思い出深い一冊。一昨年の今日が見本出しだったようです。

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この4〜5年間、(ご存じの方々はご存じのとおりの事情で)なかなかカオスで無軌道な日々を送っているけど、たぶんそのお陰で、実に様々な縁に導かれたり助けられたりしながら、とにかくあれこれ、思ってもみなかったような体験をできてほんと楽しい。

この本では、ポプラ社の野村さんに、ものすごくお世話になりました。埼玉戸田の印刷会社(中央製販)の工場見学までさせてもらったもんなぁ。校閲会社やブックデザイナーとの打ち合わせにもガッツリ参加させてもらい、お陰で信じられないくらい多くの物事をこの目で見ることができた。出版後の販促会議やその実務(での事故w)なども含め。

実際に、一冊の本ができるまでどれほどの作業が費やされているのか、一気通貫で知れたのは大収穫だった。めちゃ大変だということが、身に沁みてよーく分かった。

大変だけどいずれまた、これという書き手を見つけたら本を作ってみたいものです。
 
それにしてもまだつい2年前か〜。
人生飽きないな〜( ´ ▽ ` )ノ
 
周年☆祝い 
 
これでまた今夜も酒を飲む理由が見つかってしまった。



posted by マリオ曼陀羅 at 15:04| Comment(0) | TrackBack(0) | diary | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月13日

本の未来を探す旅〜ソウル

アニハセヨ〜( ´ ▽ ` )ノ

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出版ほやほやの『本の未来を探す旅〜ソウル』(内沼晋太郎+綾女欣伸・編著/田中由紀子・写真/朝日出版社)片手にやって来ました初コリア、初ソウル。

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韓国のインディー出版シーンを精力的に取材した本で熱意がすごい。取材する側の熱意もさることながら、取材対象の独立系書店や小規模出版社の胸に秘めたようなパッションが熱い。「もしかしたら韓国の出版業界は日本を先取りしているんじゃないか?」というのが序文にある綾女さんの問題意識。この本を読み、充実した写真を眺める限り、ソウルでは非常にダイナミックな出版活動が、80年代生まれの世代を中心に展開されている模様。「どうしてこんな面白いムーブメントが知られていないのだろう。そこには日本の未来が転がっているかもしれないのに。」とあるので、早速突撃してこようと思います。地下鉄マップ手に入れなければ。その前になにか辛いものを胃に納めねば。

 
『本の未来を探す旅 ソウル』

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posted by マリオ曼陀羅 at 14:15| Comment(0) | TrackBack(0) | book | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする