■ エヲカク ■

2021年01月09日

いいちこ+梅昆布茶

寒さのつのるコロナ禍第3波のなか個人的な発見は、いいちこ(20度)の梅こぶ茶割!

2018年3月に始めた某オンライン誌の記事翻訳も2021年1月の今夜で349本目。3日で1本と考えれば大した仕事量ではないかもしれないが、この継続が支えてくれたのは収入よりも精神的なものが大きかったかもしれない。

先方の編集部が非常事態宣言を受けて完全テレワークになるとかで、昨日またまとまった発注があった。時間泥棒だけど、ありがたい。
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2020年12月28日

フィルムカメラ

クリスマスに娘(高2)に贈ったフィルムカメラのテストしたのを現像&プリント。妻( 田内 しょうこ )に昼飯奢るからと付き合ってもらった時の写真。

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20代の一時期、人との関係が煩わしくひたすら暗室に籠っていた頃のことを昨日のことのように思い出した。ひたすらスナップショットばかり。人付き合いはストレスだらけで苦手だったけど人間には興味があった。

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99年に初めてのデジカメを買うまで、ずっとフィルムカメラを使っていたけど、デジカメを買って記録以外のために写真を撮るのをやめてしまった。だから21年ぶりくらいの「撮影」。

巻き戻したフィルムを街の出力屋さんで現像してもらい、プリント。と言ってもフィルムをスキャンしたデータからの出力だと思う。でもネガが手元にあればまた紙に焼ける機会もあるし、ネガが分からなくなってしまわないように、また新宿かどこかでネガ用のファイルを探そう。……あとデータにするならフィルムスキャナー買った方が費用的に良いと思うのでそれも検討。

まあ、すでに自分のカメラじゃないんだけど。自分用にもひとつくらい買ってもいいかな、という気分になるくらい高揚した。多分買わないけど。古いEOS(フィルム用)は、探せばどこかにあるかも。でも写真に使える時間があったら絵を描きたいからな。

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確か94年頃、学校の誰かに写真をやろうと誘われて、実家にあったCANONのQLというレンジファインダーのコンパクトカメラを持ってきて、しばらくずっとそれで写真を撮っていた。暗室仲間で一眼レフじゃないのは自分だけで、一眼レフに憧れてEOSを買ったような気がするが、楽しかったのはコンパクトカメラの方。

小さくて邪魔にならないし、スナップショットを撮るのに合ってた。スナップショットばかり撮ってたし。でもEOSも楽しかったか。フィルムの現像が楽しかったのか。焼くのも楽しかった。新宿西口ヨドバシカメラの地下一階でTRI-Xとかロールで買って、HAITIでドライカレーを食べるのが決まりのコース。

今はマーカーやペンで絵を描いているけど、CGだったら興味無かったと思う。イラストレーターの人とかにタブレットが便利だよとか言われてもさっぱり興味が湧かない。フォトショやイラレの作業も嫌い。便利だけど。フィルムカメラからデジカメに切り替わって興味が失せたときの感じが残っているのかも。

90年代の当時、学校にあった暗室をいつも使っていたのは俺とあともう1〜2人くらいなもので、俺だけという楽園のような夜もしょっちゅうあって、爆音でボアダムスとか流しながらひたすら作業して時間を潰していた記憶。1年半くらい、ビルが閉まる時間まで毎晩のように籠ってた気がする。

フィルム50本使うまでは現像もプリントも全て金はオレが出すからとにかく気が向いたら好きなように撮って欲しいと娘には伝えた。今はフィルムも目ん玉飛び出るほど高くて(当社比)ほんとビビった。でも学校の勉強よりも価値があると思っているので、学費よりも精神的な負担は小さい。気が向いたら経験を得て欲しい。

……さて仕事(2AM)

子供を持ったことである種の責任が生じてしまったけど、興味があって日々を生きているのだけだったのだと思い出すことができた。責任は果たすし、自分の適当な人生もそれなりに大切にします。

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2020年12月17日

サバービア

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セレモニーはあらゆる意味で苦手だけど、昨日は最後の務めを果たすつもりで頑張りました。

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コロナ禍の学校で、生徒代表として出席してくれた生徒会の会長と副会長の15歳が立派で眩しかった。

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テレビ埼玉や新聞の埼玉版や市の広報の取材なども入り、そんなつもりではなかったのにと気後れしたけど、でもこれで絵がひとつ、羨ましくなるくらい頭の柔らかい子供達の目に日々触れていくことになる。どれほどの確率となるかは分からないけど、十代前半、記憶のどこかにひっかかった絵がその後、なにかの拍子に思い出される日もあるかも知れない。

……そんなことを思いながら、コメントを求められ、この世界はとにかく分からないことだらけだというメッセージだけ、しっかり伝えてきたつもり。

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これから故郷の芸術文化関係のなにかに、なんらかの形で携わってゆくことになるかも知れない。

問題の多い時期を過ごしていた中学生の頃の自分との再会でもあった。サバービア。シュールでした。

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2020年11月14日

アマビエ

GoToイート、あっという間に400億かー。飲食業の皆さん儲かってますかー!!?? すごいね💴💎💰

ところで今月末からと言われてますが、首都圏のJR各路線の某出版社の広告ポスターに、わたくしの描いたアマビエがこっそり登場することになりそうです(笑) よく知らないけどたぶん健康書とかの広告だと思う。いいのかな? まあいいのか。

ラフが上がってきたけどめちゃんこ可愛い。自分で描いておいてアレだが。とにかく乞うご期待! 首都圏JRドア横まさかの3万枚! 

隅っこにちっちゃく飾りで載るだけだけど。あ、飾りじゃなくて疫病除けだった。

ぶっちゃけ不徳(調整不足)の致すところで10月に入ってから、いつ寝ていつ起きているのか分からないような日々が延々と続いていて、10月後半くらいからやっと週一くらいでまとまって眠れる日ができたという感じで、ヤバイレベルで思考力も低下し、方々に迷惑を掛けまくり不義理をしまくって朝方の酒量が半端ないことになっているなか、なんでアマビエなんて引き受けちゃったんだろうと自分の判断力の無さを呪ったが、アマビエはまったく手間の掛からないクリーチャーで、これはまあ良かったのだと思う。

しかし睡眠は大切だ。と改めて思う。眠りが足りなくなるとほんと前向きなこと一切考えられなくなり何度もスーパーダウナーモードに突入しかけているが、どうにかハングオンしている。はやく人間になりたーい。

貧乏暇なしというのは、あれは本当だ。
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2020年09月26日

雑感

2年前から日銭稼ぎにやっている某オンライン媒体の記事翻訳の今日に至るまでの(英)ワード数を足してみたら約22万5千語だった。唯一の訳書であるシュワルツ『なぜ働くのか』が3万語弱、個人的な熱で訳している某短編集(出版予定なし)が5万語弱。書籍やってれば5冊分くらいになったのか。

しかし今翻訳すれば翌月、翌々月には確実に入金される記事翻訳(敢えて匿名)の換金スピードは、生活を支えるのに大変ありがたく、これがあったから七転八倒しながら2年のあいだ助けてもらったんだなあと思って納得するし、いろんな内容の記事があるから雑学を蓄えられるという利点もあった。

より正確に言えば2年じゃなくて2年半くらい続けているが、その間、ワードあたりのギャラ単価が50銭(0.5円)上がった。納期は落とさないし、なるべく編集者が楽に記事を作れるように【※訳注:】などの形で捕捉入れたりするので50銭UPという評価があったのだと思う。21世紀になって「n銭」の実感。

英語を手早く日本語にする感覚みたいなものは、この2年半のあいだに、ちょっと身に付いた気もする。ずっと英語筋トレしてきたようなものだから、当然といえば当然。しかし消費向けの文章の手癖みたいなものが付いてしまうのは避けたくて、それで出版予定のない短編集の翻訳に、勝手に着手することに。

今となっては旧知と言うべきある尊敬する編集者にその(勝手に訳している)短編集から5編分の翻訳原稿を見てもらったところ「面白い。こんな作家が」と言われて、それだけである種のカタルシスを得てしまった感じもする。徹底的にリアリズムなのだが、出来事は常にシュールレアリスティックで、超変。

短編なのに超変。

ほんとはその超変な短編集を出版に結び付けたいのだが、なんか妙な縁で、別のエッセイ集の翻訳やらないかと声が掛かって、でも俺そういう色じゃないだよなと思いつつ、悪くもないのでなんとなく着手することに。だけど、こういう仕事の仕方を続けていると軸足である絵の方になんか妙な影響ありそうで…

とある有り難い会社の業務サポートの一日を終え、そして今日発注のあった記事翻訳を手早く(と言っても1本3時間くらいは自分の力だと必要だが)終えて、午前3時。余力が残ってない訳ではないけど、本当にやりたい仕事をするには燃えカスみたいになっちゃってて… これが人生なのかと、やっと酒。虫の声。というか虫の息。

なにか良いきっかけを得て、絵のことをもうちょっとでいいから一所懸命やりたいな。…とか言ってるうちにアラフィフ。きッつー。

今夜はセックス事情にまつわる記事の翻訳を頑張った。日中は形式主義を頑張った。コロナの在宅勤務に対応しきれずダウンした社員さんのカバーを頑張った。あれこれ交渉なども頑張った。移設される絵の画面にビスが直接打ち込まれる事態も、身を挺して止めた。自分の経費(請求書とか)頑張った。とにかく、がんばた。

もうちょいどうにかしたいし、すべき。絵が疎かだ。これはいけない。




posted by マリオ曼陀羅 at 04:09| Comment(0) | diary | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする