■ エヲカク ■

2018年03月05日

2018ひなまつり

いつかこやつのテキストを読みたくて一緒にいるのだが、なにしろさっぱり書かない。文句を言ったら(体調悪いアピール込みの)やっとこのブログ。キーボード叩いただけ、まあいいのか。

「2018ひなまつり」

それにしてもA級順位戦! それと野球のオープン戦もはじまりシーズンが明けてしまったので、もうまたしばらく何も書かなくなるのだろう。虚しい。

一昨年のこの時期、食にまつわる記憶をショートなエッセイにして書いてくれろと締切日まで設定し、土下座してお願いしたのだが、未入稿……

そもそも学生時代に音楽雑誌などに熱いテキストを書き送っていたあれは何だったんだYO! めちゃんこ面白かったのに(結婚当初、その事実が判明した後、古本屋に引っ張っていって掲載誌バックナンバーを漁り、爆笑しながら音読してやった)。

……あれこれ時間がかかる。

残ったふきのとうはわたくしが蕗味噌に仕込みました(酒が…進む……
鮎丸の船長さんから送っていただいた酒粕を粕床にし、鮭や鶏もも肉を漬けた。酒。

納品したので飲んでます。しなくても飲むけど。
 
この3月が終われば晴れて完全フリーランスになって丸一年(それまでの数年間、なかなか説明し難い状態)。納品ついでに事務処理して、経理データを見直したのだが、どうにかなんとかやっていけているのか、これは? 種蒔きの時期と思うことにする。たねまきしたら酒じゃ=



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2018年03月03日

<裁量労働制の拡大>についてメモ(頭整理用)+『なぜ働くのか』おさらい

「略)私たちが作ってきたルールやインセンティブは、その設計者の目的にかなう人々の行動を導き出すために設けられたものだと知っておく必要があります。」

去年訳した『なぜ働くのか』(朝日出版社/TED Books)で、著者のバリー・シュワルツはこんなふうに書いていた。そして次ように続くのだが、これがこの本で著者が主張することの(たぶん)屋台骨。

「もし社会が私たちにもっと多くのことを求め、そしてその社会制度が適切に整えられるのであれば、社会が得るものは増大します。人類学者のクリフォード・ギアツが言うように、人類は「未完の動物」です。人類の将来は、私たちがどのような社会をデザインしどんな人類を「作り上げて」いくかにかかっているのです。」

つまり、社会制度を「適切に整え」ることことこそが、人間社会を維持し、発展させてゆくための鍵ということだ。逆に言えば社会制度が適切に整えられなければ、この社会はどうなってゆくのだろうか?

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※写真は今日の朝日小学生新聞。小学生でさえフォローしなければならないルールらしい。彼等の将来/未来に関わることなので当然か?

政府が「働き方改革国会」の目玉のひとつとして頑張っているが、その制度作りの根拠の部分が残念ながらガセであることが判明し、一部過労死被害者の遺族などから「過労死促進法」などとも呼ばれているらしい「裁量労働制の拡大」。

いろいろマズイようなのだが、特になにがマズイかと言えば「1ヶ月で最も長く働いた日の残業時間」を一般労働者に訊ねる一方で、裁量制労働者には「1日の労働時間」を訊ね、そのような種類の異なる数字を比較して、裁量労働制の労働者の働く時間のほうが一般労働者のそれよりも短い(つまりより健全である)、という笑えない統計結果をはじき出し、それを根拠に<裁量労働制の拡大>を制度として実施しようとしたことのようだ(つまり、より不健全な社会をデザインしかねない)。

『なぜ働くのか』のなかで、社会学者のロバート・マートンの言葉として「予言の自己成就」というのを紹介しているが、どういうことかというと「状況についての誤った定義付けが、人々の新たな行動を喚起し、そのことにより、本来は誤りであった観念が真実になってしまう」ことだそうだ。……つまり上記のようなご都合主義的なデータをもとに労働環境を整備しようとすれば、ただでさえ過労死の出かねない(ていうか出てる)現実を更に悪くした上で、過酷な労働は労働者の自己責任(裁量)という解釈が可能になりかねないということ? とにかく根拠となるデータがそもそも(そもそも)おかしいのだから、その前提のままこの話を押し進めると、大きな誤ちの原因になりかねませんよ、ということだと思う云々(云々)。

労働時間の多寡に関わらず賃金を固定する制度になりそうだということで、仮にこの制度によって設けられた残業時間の上限を超えて働いても、それはその人の裁量によるものと見做される(つまり雇用主は制度上の上限以上の労働対価を払わなくても良い)。ところが労働の内容にまで労働者の裁量が及ぶかというと、当然のことながらそんなことはないらしい。場合によっては定額でめちゃくちゃな量の仕事を抱え込まなければならなくなる、というような可能性も危惧されて、政府の意図とは裏腹に「働かせ方改革国会」などと呼ぶ人もいる模様。

シュワルツが言うように、社会のルールやインセンティブがその設計者の目的に応じて作られているのだすれば、このような場合、設計者たる人々が日頃どのような目的意識で動いているかが肝心だが(ry


『なぜ働くのか』バリー・シュワルツ(朝日出版社/TEDブックス)
http://amazon.co.jp/dp/4255009945/ 
 
 
 
 
 
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2017年12月31日

一本道

今年自分の生活に新たに加わった一本道。
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電気水道あり、ガスなし温水なし。電気コンロ一口。
壁あり屋根あり。トイレあり。
エアコンありがたい。
ドアに隙間あり。WiFiなし。静寂あり。
概ね満足だが、寝袋の下にもうちょっと柔らかいスリーピングマットが欲しい。それと枕も。
そしてなによりも時間が欲しい。
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2017年11月07日

楽園

俺様の楽園
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山野を街をひた走る人達もいるけど、フィジカルな行為はこれでいいのだ。体動かしまくって何かが頭の髄からドバドバ染み出してくるよ〜
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チューブ絞り切る
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こんな簡単なことするのになんで40年もかかったのか、謎ではない謎
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たったこれだけのことで良かったのに!
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2017年11月05日

おでん仕込んだら副産物で嬉しいのは焼酎の出汁割りと大根の皮のポン酢トウガラシ漬け

母親から電話。その内容に心底気が滅入る。あーもー嫌だ。こんな時間で酒入ってるからぶっちゃけるけど、で、どうせ多分後で素に戻って後悔して消すんだけど、ある種のまあまあひどいと言えなくもないDV家庭だったんですよ、うちは。DVは父親。MR.まさにアウトオブコントロール。自分で自分を制御することも客観視することもできない人。かわいそうに、彼こそまあまあどころではなくかなりのレベルのDVの被害者でもあるようだから話がちょっとややこしい。もしかしたら同情という名の罠なのかこれは。ぶっ壊れてることにすら恐らくは気付くこともなく、自分が正常だと信じて疑う様子もないからこれはもうばっちり狂ってるんだと思うけども、いや狂ってるのは言うまでもなく元より狂ってるんだけど、狂ってるのって程度によっては自覚がまったくないんだよね、驚くべきことだけど、やっぱり本当にそうなの。なにしろ狂ってるから。ほんと××。もしかしたらこの呪いは思いのほか手強いのかもしれない。効き目長持ち何世代って話だわ。呪う奴は無自覚に呪うからタチが悪すぎる。僕自身はドロップアウトしがちなだらしない性格が幸いして高校生になって割とすぐに先ず家庭生活からドロップアウトして、自宅には極力寄り付かなくなって、っていう言い方が変なら帰らなくなって、お陰で外では面倒くさいことばかりで誇れることなどなに一つない惨めで恥ずかしいことだらけで青春ぽい輝きなどとは完全に無縁な10代だったけど、あのDV家庭から受けていたかもしれない害が決定的なところに至る前に逃げ切ったのだと思う、……と思いたい。でも今更ながらよくよく考えてみればあの場に居続けなきゃならなかった(というかそれを好む好まざるに関わらず結果として選んでしまった)人も当然いたわけで、そこには一体どんな時間が流れていたんだろうか。想像したこともなかったけど。しかしもしかしたら……考えたくないようなジワジワとした影響あったのかも?  まじで?  なにか蝕んだ?  まあ蝕んだは蝕んだでしょう、それも盛大に蝕んだことでしょう。とにかく今夜はなるべく冷静に話に耳を傾けていようと思ってもつい条件反射してしまうような種類の内容の電話で、残念だけど、できることなら口に出さない方がいい言葉が、もしかしたらうっかり口をついて出たかもしれない。認めると本当に嫌な気分になるけど、まあそれも本音と言えば本音だからなんとも悲しくなるわ。こういうのって人に言っても絶対に伝わらないから無駄だって知ってるし、聞かされたって迷惑だろうし、いい歳こいてほんとどうしょもないんだけど、ではいったいどうすりゃいいんですかね?  その日を待つしかないのかな??  アーメン。いや、オーメンだっけ?  なんだっけ?

※フィクションです

……とにかく暴力に屈したらダメだよねって話だよね。そして暴力とは必ずしもフィジカルなものばかりではない。
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2017年10月14日

フランクフルト2017

今回フランクフルトまでやって来たのは特に会いたかった相手が数人いたからだが、彼ら以外にも面白い再会と出会いが(当然のように)あった。会えなかった相手も、もう二度と会うことのできない相手もいるけど。

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全日程を終了して、フランクフルトのモダンアート美術館。今回、河原音の「日付絵画」の展示がメインになっていて、1966年から2000年までを(途中からは自分の記憶と共に)駆け抜ける。やはり感動的な体験。Sara Cwynerという映像作家の『Soft Film』という作品にノスタルジックなものを覚えて、そういえば最近絵を描くのをサボっていたなと反省した。ここは建築がそもそもとても良い。写真はこの建物の一部として組み込まれているAndreas Slominskiという作家の『Weihnachten 1940, 2006』(?)という作品で、このガラス窓を通して見る街の感じが強烈。

ブックフェアでぐちゃぐちゃに絡まった頭のなかの巨大な毛糸玉が勝手に(静かに)解けていく感覚。

ところで確か昨日、フェア会場の喫煙コーナーになっているテラスで一服していたら、ゲイリー・フィスケットジョンが人と連れ立って現れて、真横のベンチに腰をおろした。声と話し振りがド渋で、それに耳を傾けながら、なんだかちょっと贅沢な一服だった。




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2017年09月04日

風呂一番

そりゃ大変だw


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>>
題) 風呂一番

 ぼくは、いつも姉と争そっている。風呂のことで。
なぜかというと、一番目は風呂があついからです。
このあと二通りあります。
 一通り目は負けた時です。負けた時はすぐに入りに行きます。でもあついから「ぬるく」をします。あがったら、姉が入ってつめたいというクレームがきます。
 二通り目は、勝った時は、姉に先に入ってもらいます。すこし時間がたってふろに入ろうとしたら、まだ姉がスマホであそんでいました。
<<

 
……まあ頑張れw
 
 
 

 
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2017年08月01日

みんな電力

アルバイト生活も板に付いてきたということで、近所に見つけた安アパート(定期借家)を借りてみることにしたんだけど、電気等の開通にともなってあれこれ。

自宅もこっちに切替えようかなあ。月々の使用量によっては東電より若干割高になるようだけど、逆にいえば(使用電力が大きくなれば)割安になる可能性もあるとのこと。再生可能エネルギー使用ということで、いくつかの提携する発電会社を候補として、どこを支援するかを期間ごとに選べる仕組みになっているらしい。

新たに電力の契約するのに東電というチョイスは、今や無しでしょ。

一応、生成可能エネルギーのリーディングカンパニーということらしいです。

→ みんな電力
http://corp.minden.co.jp
 
 
 
 
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2017年07月28日

2周年

人生とは究極の「生きる実験」、たぶん誰にとっても。だからなにやってもいいんだと思う。やってはいけないこと以外なら。

3年前〜2年前の夏にかけて、企画段階から編集まで大凡すべての作業を任せてもらい、七転八倒の末にやっと完成した思い出深い一冊。一昨年の今日が見本出しだったようです。

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この4〜5年間、(ご存じの方々はご存じのとおりの事情で)なかなかカオスで無軌道な日々を送っているけど、たぶんそのお陰で、実に様々な縁に導かれたり助けられたりしながら、とにかくあれこれ、思ってもみなかったような体験をできてほんと楽しい。

この本では、ポプラ社の野村さんに、ものすごくお世話になりました。埼玉戸田の印刷会社(中央製販)の工場見学までさせてもらったもんなぁ。校閲会社やブックデザイナーとの打ち合わせにもガッツリ参加させてもらい、お陰で信じられないくらい多くの物事をこの目で見ることができた。出版後の販促会議やその実務(での事故w)なども含め。

実際に、一冊の本ができるまでどれほどの作業が費やされているのか、一気通貫で知れたのは大収穫だった。めちゃ大変だということが、身に沁みてよーく分かった。

大変だけどいずれまた、これという書き手を見つけたら本を作ってみたいものです。
 
それにしてもまだつい2年前か〜。
人生飽きないな〜( ´ ▽ ` )ノ
 
周年☆祝い 
 
これでまた今夜も酒を飲む理由が見つかってしまった。



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2017年03月07日

FREE WALKING / FREE WALK

帰国。これから週に一日、多分(水)もしくは(火)、スマホを持って出ないことにしてみます。Free Walk といったところでしょうか。このご時世では。

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こないだスマホを家に置き忘れて出かけたときに、とても身軽な気分で、電車の窓や移動中の景色が楽しかったのと、あとバカみたいに聞こえるかもしれないけど、ふらっとインドに行ってみて(特にバラナシで)やっぱり生でいろいろ見るのが気持ちいいなと思ったこと。あのあてどない感じは、実はどこでもできるんじゃないだろうか。それとネットワークへの接続がなくてSNSやメールが使えないくらいの一日がたまにあると勝手に(否応なしに)あれこれ考が巡ってきて、それが刺激的だったし、人を観察できるのも楽しいなと思ったから。

ネットワークの外に、ときどき出たいよ。

ということで、これから多分(水)、もしくは(火)、スマホを持ち歩かないことにしてみます。

そんな話をヨシキくんと、インドでのんびりとして、なんかとても楽しかったので。





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2017年03月03日

Varanasiなう

バラナシの本屋?

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6時過ぎ、ガンジス川沿いのガート道を歩いていると、大きなお祈りの時間にちょうど行き当たった。音に意識を持って行かれる。鐘、ハンドベル、タブラ? 想像もつかない打楽器の音。歌。お香の煙が円を描く。

川を見下ろす大階段に腰を下ろすと布を身に纏った老人が杖をつきながら、手を差し出しながら近寄って来る。どこにいても、誰かが近づいて来る。声をかけて来る。相手にできないので視線を落としてやり過ごそうとしたら、老人の腕に描かれた三つの目が僕のことを見ていた。

帰国して(まさかそんなことはないと思うが)万が一子供達を叱らなければならないシチュエーションが訪れたならば、僕は額に第三の目を描いて、そして叱ってみよう。そんな機会は来ないか。褒める機会でもいいのか?

お祈りの向こう、ガンジス川のうえに無数の船が漂っていて、川からも陸からもお祈りを見て、自らも祈っている。

……にしても、よく歩いたわ。

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2016年11月17日

IWJドネーション

この夏に母親がちょっと大きな病気で入院した際に、長引くかも知れず往復も大変だろうからと、来るべき介護の軍資金にと預かった地方銀行のカードだが、彼女が無事に退院して役目を終えて引き出しに眠っていた。「口座に金が残っているなら #岩上安身 の #IWJ の会員になって会費に回して欲しい。あの人の活動は必要な気がする」と、ついでのように託された。で、合意。

ぼくが #岩上安身 の取り組みを知ったのは2011年のあの一連の事件(災害であり事故であり、事件だった)があるなかでのことだったけど、某イタリア人フォトジャーナリスト( Pierpaolo Mittica)の原発事故本の日本での出版を手伝うなかで(#柏書房 から出版された)一度二度、岩上氏には間接的にお世話になった。

自分の生活が忙しすぎて #IWJ のロングインタビューの数々は無料のものを時々摘み食いする程度であれこれ見る時間がなかったけど、ヘッドラインだけは追いかけていて、それもひとつのバランスだった気がする。なので良い機会を与えられたと思って登録。今オルタナティブを生かさないと後が怖い。

オルタナティブなジャーナリズムは今本当に必要。制度疲労がここまで深刻な状況に陥っている時代にあって細胞レベルからやり直してゆきたい感じあるし、まだその可能性を感じさせてくれる取り組みのひとつに #IWJ は間違いなく入ると思う。岩上氏個人の預かるところのようなのでどこまで続くか。

……と思って登録手続きを進めていたら、なんと既に自分自身が会員登録済みだった件。では改めてドネーションだけ、なんか夜中にひとりでうっかりしていた自分に恥ずかしい気持ちになりながら送金手続完了。時間あったらいろいろ見たいなあ……

今日はちょっと小銭も入ったからね!

IWJ
http://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

※ちなみに、その時の本
『原発事故20年〜チェルノブイリの現在』
ピエルパオロ ミッティカ (著), 児島 修 (翻訳)
柏書房(刊)
https://www.amazon.co.jp/dp/4760140476/
 
 
 
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2016年08月29日

北京

初めての中国は四泊五日の北京だったけど、こちらの先入観をガシガシ揺さぶってくる感じがとにかく最高だった。やはりスケール大きかったし、素晴らしかった。また、今度はフリータイムをゆっくりと確保して、行ってみたい。

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2016年08月19日

お年頃

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三ヶ月のあいだ苦しめられた四十肩から解放されつつある予感♪

去年から三組の眼鏡を壊し、この半年は裸眼で(ほぼ不自由なく)過ごしてきたけど、車を運転したくなって、適齢になるまでと思いキープしておいた古いフレームに新しくレンズを入れたので、今夜はそれをピックアップして眼鏡ライフ再開する。

浮かれる酔っ払いを見てもニコニコただ眺めていられるようになったし、なんか順調に、というか否応なくジジイになりつつあることを実感。

いろいろまぶしい。

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2016年06月30日

記念日

「春を呼ぶ鬼まだ見えず鉄格子」
「満月やマクドナルドに入りゆく」
「愚かにもつられて熊手買ひにけり」
「秋の昼マニキュアをする癌患者」
「書かれざる遺書もあるべし十三夜」
「獄食の卵割りつつ原爆忌」
「アハハハハ囚徒が笑ふ終戦日」

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正岡子規などとっくに超えていると本人が豪語している映像を見た記憶があるけど、そうだと思う。とにかくかっこよくて虚しく切ない。‪#‎角川春樹‬

別の句集からだけどこれも、

「黒き蝶ゴッホの耳を殺ぎに来る」
 
 
……ところで今日は記念日だ。 
 
  

 
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2016年06月03日

メンテナンス

昨夜なんとなく「なんか久し振りにキムチ食べたい」って言ったら、今夜なんと冷蔵庫にキムチが入ってた。これ共同生活の醍醐味かも。自分も相手がちょう忙しくて今キツいだろうなと思うときに、冷凍庫にハーゲンダッツを仕込んでおいたりする。

もちろん、他人と生活を共有するわけだから、摩擦による表面の摩耗も、負荷によるヒビ割れもあるが、そういうのを、お手軽にキムチやアイスで埋めている。めちゃ小市民。

メンテナンス。

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2016年05月31日

坂道〜ドリアン助川さん

自分自身、現在、少しばかり人生のややこしい局面を迎えている感があり、また自らの足りない能力と否応なく向き合わざるを得ないような状況にあって、ドリアン助川さんの「坂道」の写真展、脳の芯や胸の奥に、じわじわと確かに効くものがあった。

見ているだけで息切れしてしまいそうな坂道もあれば、上って下って楽しそうな坂道もあり、風通しの良い海辺の丘もあれば、坂の街もあり、ファーブルの家へ通じる道は確かにたくさんの昆虫が潜んでいそうな坂道で、またそんな坂の途中に立ったからこそ初めて見ることのできるような風景もあって、気付けばいろんな坂道に、いちいち共感したりもしていた。

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この展覧会に合わせて出版された『坂道〜Les Pentes』と題された詩と写真の本を手に入れて持ち帰り、バンドルされていた朗読CD(和・英・仏語による)の、ある画家の平易ではない一生のドラマに改めて耳を傾けながら今の自分を顧みると、これはまだまだ坂の途中も途中なんだわと、目眩を覚えるような、同時にまだまだ道が続いているのだということを感じられて安心するような、そんな気分でひとりでのんびりと飲む安酒はまた一味ちがった味わいだった。

「この5年間ほど、旅をして坂道があれば、その写真を撮り続けてきた」というドリアンさんのその時々とは一体どのような時だったのかなあと想像しながら、それよりも今の自分の坂道具合はどうなんだと考えてみたら、なんだか海抜1メートルくらいだという感じがしないでもなかった。

写真の風景のなかにときどき紛れ込む人々の何気ない様子が、そんな何気ない鑑賞者を、ほっと緩めてくれもする。靭帯を切ったり膝を壊したりしないように坂道人生を進んでいこうと思ったが、そういえばこないだ酔っぱらって顔面から傾斜に突っ込んでいった人がいたので、そういうのにも特に注意をしようと自らを戒めた。

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先週(金)の初日に、居合わせた仲間達数人と出かけてきました。
※自分が映り込んでいる写真はiPhone写真家:橋詰大輔センセイによるものです。
 
 
●ドリアン助川写真展『坂道 Les Pentes』出版記念
日程:2016.5.27(金)〜6.4(土)
@馬喰町ART+EAT
https://www.art-eat.com/event/les-pentes/

●『坂道―Les Pentes―』
ドリアン助川 (著, 写真)
http://www.amazon.co.jp/dp/4865292101/ 
 
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2016年02月02日

いろいろです

2015年は一度も歯医者さんに行かなかった。久し振りに検査してもらったら「大きな生活環境の変化、もしくは重い病気、もしくは薬の投与など、前回から今回までのあいだにありませんでしたか?」と訊かれてしまいましたとさ。環境の変化と言えば、久し振りにバンド活動をはじめたことくらいかな? あれ2014年だったっけ?
 
 
 
 
 
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2015年11月11日

先日、ドジっ子属性の可愛いメガネ女子が実在するということを確認した話。

先日、ドジっ子属性の可愛いメガネ女子が実在するということを確認した話。

遅い時間にグダグダの気分で仕事を終えて神保町の下りのホーム……にその子がいた。服でわかった。今朝◯◯駅で靴落っことしたでしょうって話しかけたら駅員さんに頼んで拾ってもらたって、朝とおなじメガネでその子が言って、改めて、というか初めて正面から見たら、なんだか可愛いらしかった、ということでおじさんは幸せです。いいメガネでした。

写真は出版祝いにシモンからもらった、シモンちに眠っていたかっこいいムスタング、ありがとう! 帰ったら、ダータケくんから新曲のアレンジが届いてました、ということで更に幸せ。
 
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飲みながらやることやって寝るぜよ〜 
ちなみにfalls聴いてます。酒がうまい。
http://watersliderecords.com/staffblog/2015/05/26/falls/
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2015年11月06日

ウィリアム・ミラーさん(born 4 May 1934; died 5 November 2009)

昨日(11月5日)はミラーさんの命日でした。すっかり忘れてた! お知らせくださった○○さん、ありがとうございます!!

振幅に乏しく平凡な僕ごときの人生においてさえ、ある種の決断というか、選択というか意思決定を迫られるような瞬間が、ときどきあります。そんなことがあれば未だに「ミラーさんだったら何と言うかな?」と、まずその声を訊ねる相手です。

ミラーさんと出会い、その後過ごした密度の高い時間は、出版や本や文学を通じたあれこれに留まらず、音楽、歴史、政治、酒、美術、ワイン、思想、物の見方、酒、言葉、ワイン、人、酒…… 僕の人生に非常に大きな影響をおよぼしました。

これまで出会ったなかで、最も大らかなヒューマニズムの人であり、最も自由な知性の人であり、学生時代を通じていわゆる「先生」と呼べる存在と出会ってこなかった僕にとっては、まさにそう呼べる唯一の相手でした(そう呼んだことは無いけど)。もっぱら酒の相手だったけど、思い返してもあれは本当に貴重な時間でした。

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昨夜は某所で人と愉しく呑んでいたのですが、その席で一度、ふとした話の流れのなかでミラーさんの名が僕の口から出たのは、命日をすっかり忘れていた(実を言うと、これまであまり気にしたこともなかった)僕にとって、なんだか都合の良いアリバイという感じです。

亡くなったのが2009年だから、6年が経ったのか。なるほど。
  
 

※リンクは作家デイヴィッド・ピース(TOKYO YEAR ZERO等)によるオビチュアリーで、ガーディアン紙に寄せられたもの→
 
William Miller obituary
Innovative editor, publisher and literary agent with a love of the good life
http://www.theguardian.com/books/2009/nov/24/william-miller-obituary
 
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