朝の支度する家族の物音で目覚めてしまったが、頭と身体が(たぶん)くたびれすぎていて、二度寝ができない。ので、ずーっと懐かしい音楽聴いてる。マンガも頭に入ってこない。まあ、久し振りの風邪なのだが。
……というのが一昨日の状態だったが、少し回復してマンガが読めるようになった。初めはストーリーものは無理だが『ドクタースランプ』ならなんとか読める、という感じだったが『Monster』を10年ぶりくらいに読み返せるまでに復活した。やっぱりスゴイな! 『ドクタースランプ』も『Monster』も! #classic
で、そんな折、10代、20代の頃に毎号のように楽しみに買って読んでいた某誌の元編集長殿による赤字の入った原稿が戻されてきて、これはちょっと胸アツである(笑) 仕事しないで寝ていたいけど、これはしてしまう。
もっと絵を描くつもりでフリーランス化したのに、気付けばテキストばかりになってきてる。これはやばい。
テキストが嫌だという訳ではないが、絵を描くのにはまったくと言っていいほどストレスを感じないのに対し、テキストを書く際(翻訳含む)には、それが大したテキストじゃなくてもストレスで自分を追いつめてしまう。しかし、絵はほとんど金にならないが、テキスト(翻訳含む)は多少の金になる。そんなこんなで時間が奪われる。
どうすればもっと描けるのかな〜。
来世に期待かな。
……ところで『ドクタースランプ』の2巻の当時、鳥山明はまだ20代半ばで、愛知県のどこか地元の親元の六畳間(推定)をスタジオにして、週一で通ってくるアシスタントを雇って描いていた、っていう活き々々として清々しい当時の記録がコミックス単行本に紛れ込ませてあった。『ドラゴンボール』の連載を終えた後、たしか鳥山明は精神的になにかが起きて、それから長いこと絵を描けなくなってしまったという記事を読んだことがある。好きなことやってても大きくなると大変なんだろうな。内なるモンスターが巨大化して、そいつに内側から食い破られてしまったんかな。鳥山明の場合には、外のモンスターだろうな。
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