壁画プロジェクト「キースが願った“平和”の実現を願って」
1月21日(土)・22日(日)・28日(土)・29日(日)
21日:13:00-16:00、
他日:11:00-12:00、13:00-16:00
出演:田内万里夫
場所:美術館外周
※ 一般参加者に、マリオ曼陀羅の壁画を手伝ってもらいますよ。
※ ぜひ、ご参加ください!
http://artmuseum-itami.jp/keith/
キース・ヘリングの絵を知ったのは、多分まだ中学生の頃。
80年代の後半のことだったと思う。
あの当時キース・ヘリングの絵を見たことがないという日本人は、おそらくほとんどいなかったのではないだろうか。
ぼくはその後、高校生になってストリートアートに心惹かれてゆくのだが、キース・ヘリングからの影響もあったのだと思う。
エイズ/HIVという病気を知ったのもその頃。
今回のプロジェクトは、キース・ヘリングが1987年に東京、多摩市のパルテノン多摩で約500人の子供たちと絵を描いた、そのスタイルを踏襲して行います。
ワークショップや壁画を数多くやったアーティストで、子供達のためのプロジェクトも多い。
「キースが願った“平和”の実現を願って」という副題の付けられた今回の壁画プロジェクトだが、キース・ヘリングが願った平和が果たしてどのようなものであったのか、それは美術館内に集められ展示されているキース・ヘリングの作品を見て、改めて感じてみたい。
こじつけと言われるかも知れないが、多くの日本人にとって過酷な一年となった2011年がそのまま続いている今年、僕はまだパンパンの頭のなかを持て余したまま、願っている。
なにを?
あの日を境に、僕の願いは明確であるようでいて、実はものすごく漠然としてしまった。
目の前に突如現れた巨大な球に、うまくフォーカスできないでいるような状態だ。
それはシンプルな願いなのだ。
しかしそのシンプルさ故に、
そのディテールの無さに、
そのあまりにつるんとした表面に、
そしてその大きさ故に、
フォーカスを合わせることが却って難しく、
漠然となってしまった。
「キースの願った“平和”」が、まだうまく像を結ばない僕の願いの輪郭を浮き上がらせてくれるかもしれない。
そんな期待もすこしばかりありながら、僕は輪郭だけを、美術館の外壁に描きます。
輪郭のなかを埋めてくれるのは、真冬の寒いなか参加してくれる人々の筆だ。
(“雨天決行”って本気かよ?)
なにができあがるのか、なるべく具体的なプランを立てずにやろうと考えています。
学芸員の岡本梓さんと相談して、色だけは決めてある。
じゃないと絵の具の用意ができないからね。
「アンディ・マウス」(1986年)
中村キース・ヘリング美術館蔵(c)keith Haring Foundation
噂に聞く“六甲颪(おろし)”の冷たい風を初めて浴びながら、願って願って願って願って、願って来ようと思います。
昨日、梅田でキース・ヘリング展のチラシを見て興奮しております。
伊丹ならウチから車で行きやすいし、壁画プロジェクトも息子を連れて行こうと思います。
Twitterもフォローさせていただきました。
明日、行くかもしれません。(息子の機嫌次第デスが(^^;))
めっちゃ楽しみにしてます!
ありがとうございます!
お子様と一緒にご参加くださり、嬉しかったです。
お子様にとっても、壁に描く機会はそうそいう無いと思うので、あの機会に多くの方たちに楽しんでもらえたのは幸せでした。
みんなのびのびしていて素晴らしかったです!
今後ともよろしくお願いします。