2011年の幕開けは、1月8日、日本橋、馬喰町、Tobin Ohashi Gallery での展覧会のオープニング。大勢のお客さんに御来場いただき、賑やかなレセプション・パーティーとなりました。ありがとうございます。
ストリート/アンダーグラウンドの視点から、ファッション/カルチャー関係の様々なメディアで活躍をしている joji photo こと写真家の嶋本丈士さんとのコラボ。まさに今としか言い様のないシーンが白黒映画の良い時代のなかで再現されてゆくような写真群。ソリッドでクール。
今回ぼくが出展している絵は、去年の神戸 Gallery Yamaki Fine Art で発表した大型の『想像図』のシリーズより「1」と「2」。それから、去年から取り組んでいる『トリコロール』のシリーズ。
これまではモノクロでの「マリオ曼陀羅」シリーズをとにかく描き続けてきたのですが、『トリコロール』のシリーズはその名のとおり「色」に意識を向けた絵。3色で構成しているので、そのまんまのトリコロール。世相に殺伐とした閉塞感を感じるので、敢えてライトでポップな色で構成し、少しでも楽で軽い作品にしたかった。
パーティーは大盛況で、思い掛けない人々にも多数足を運んでもらい、会場は大きなリビングルームを使ったパーティーのような雰囲気。飛び交い耳に届く人々の言葉も日本語、英語、ナントカ語。Tobin Ohashi Gallery 的で、お陰様でとても気持ち良い一夜となりました。大橋さんボブさんに大感謝。お世話になるだけではなく、こちらからももっと貢献してゆきたい。
展覧会は、2月10日まで。
会期中に、嶋本丈士さん、それからぼく、それぞれのトークイベントもあります。
ぜひ、ギャラリーに足を運んで、作品を楽しんで頂けたら幸甚です。
※ 月/火は基本的にお休みみたいです! 要注意!
Info: http://bit.ly/dMs4wV
で、打ち上げ。
ギャラリーより程近い、ギャラリスト御用達の鳥番長にて。
いやー、すごかった。ぼくは殆どなにも口に運べず。でもお腹いっぱい。いい夜だったということですね。酔いつぶれもせず。ほんとにほんとにありがとうございました。
解散後、帰宅の電車を逃したり近所だったりする画家、写真家、それとぼく、三人で、やっとやっと少しリラックスして呑み直し。夜の深みを経て、また朝。
“自分のためにやること”は年明け早々やって手離れした。ここからはまた“人の役に立つこと”を考えて集中してゆく時間。どちらも自分の為であり、運が良ければ人の役にも立つかもしれない。役立った時にこそ得るものも共有できるものも大きいというのを体験的に知ることができたのは人生の現時点での幸い。
なにかを殊更に“得たい”という訳ではないけど、続けてゆくためには得なければままならないことも多いから。