■ エヲカク ■

2010年02月17日

2/13深夜 『祝福』

 2月13日の深夜、下北沢の老舗 Club QUE にて幕を開けた「ber rinne 9周年の宴」、ぼくは石田幾多郎と組んで祝いのパフォーマンスをひとつやらせてもらった(イベントについてはこちら)。

 午後10時過ぎにセッティングを終えると、幾多郎の音響機材、ラップトップ、ターンテーブル、ミキサー、エフェクト類などなどが組み合わさって相変わらずのSFチックな基地が出現。この基地、なんだかどんどん拡張していっている気がするが機材の運搬は今後どうなってゆくの? さておき、そこにぼくのペンに取り付けたピックアップから線を繋いで、瞬間的な慌ただしいサウンドチェック。

 朝までのイベントということもあって出演者多数につき現場はかなりノイジーな雰囲気。ぼく達はいったん静かな場所に退避ということで、ハジメ君が留守番を任されていたBar Rinneへ、そこで一杯。
 バンドのリハでとにかく気になった「しゅんすけ swingin' & THE HOTFOOD」に間に合うように会場に戻ると、ロス・ランチェロスのサニーさんもとい小池さん(どっち?)を発見。かれこれ10年振りというくらいの再開だったが一目でわかった。人というのは変わらないものだ。そしてその横にやや久々のトモタケも発見。
 目当てのひとつ、Det2カレーが早々に売り切れそうになっていたので、慌てて食べて。
 ところで「しゅんすけ swingin' & THE HOTFOOD」、実際に見てみたらギターを鈴木羊君が弾いていた。カッコ良いし気持ちの良いバンドだったなー。CD買っちゃった。
 
 予定がやや押して午前3時15分過ぎ、幾多郎の音が響きはじめて、ぼくは用意してあったパネルに線を引きはじめる。黒い背景にライトで浮かび上がる白い線。線と言えばペンにつけたピックアップからの線が断線! 

 一時間きっかりのパフォーマンス。


 思い返せば学生時代にバンドをやったり安い古着を探したりしていた頃からお世話になってきた下北沢だが、いつのまにか生まれ育っていた子供の小学校入学を控えて、ぼくは今度はどこか別のエリアにてアトリエを持てるくらいの広めの物件を探して引越しを計画中。だからといって別に縁が無くなったり薄れたりする訳でもないんだけど、まあ一応の区切り的な気持ちで、そしてこの町でとにかく特にお世話になったBar Rinne への祝福の念を込めて、そして「おおお!」と思うくらい絶好調だった幾多郎の音像世界に意識を浸して一枚描いた。

R0010933.JPG

 おめでとう!! 9年てやっぱり短くない時間だよ。あっという間ではあるけれども。
 
 沁みるほど寒い早朝。とても温かい気持ちで帰宅。

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posted by マリオ曼陀羅 at 14:26| Comment(0) | TrackBack(0) | art | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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