■ エヲカク ■

2016年09月26日

Rick Lightstone 訃報

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アムステルダムの一角、Spui に American Book Center(ABC)という素敵な書店があって、Rick Lightstone はその書店のマネージャーをしていた。朝4時台に目覚めると、まず二時間ほど本を読むことを日課にしていると Rick は言っていた。それから一日の支度をはじめ、ABCに行って、オフィスでまた読む。それから仕事に取り掛かる。夜、帰宅して、また読書する。The Band のロビー・ロバートソンの音楽を愛するカナダ人で、アムステルダムの住人だった。はじめてRickと会ったのは確か2007年。Trolley Booksの Gigi がぼくの初めての本のUK版を出版してくれて、その出版イベントをRickが主催してくれたのがきっかけだった。そのGigiも2012年の暮れに若くして亡くなってしまった。ぼくがヨーロッパに行かなくなった2014年の終わりまで、ほぼ毎年、機会があればどこかで顔を合わせるようにしていた。2014年の秋には、またABCのショーウィンドウをぼくの絵で飾らせてもらい、その後そのまま飲みに出かけて、ローカルバンドのライブを見ながら夜が更けた。そのときが最後で、この2年ほどは会う機会が無かったけど、この夏、あるプロジェクトを温めているからSkypeで話したいとメッセージが来て、簡単な遣り取りを交わした。お互いに日々が慌ただしかったのだろうけど、タイミングを逃しているうちに、こんなことになってしまった。かなしい。

こんなことを言うのは柄でもないけど、あの世でRickとGigiが落ち合うようなことがあるなら、酒でも飲んで、いずれまたぼくのことも仲間に加わえて欲しい。

Rickが頭のなかで温めていたというプロジェクトがどのようなものだったのか気になる。どのような最期だったのか知らないが、それも気になる。遠くにいると、あまりにも呆気なくいなくなってしまったように感じる。ぼくもいずれいなくなるのだろから、頭のなかにあることを、まだこの世にいるうちに出してしまわないといけないなと思いながら、いろいろ手につかず、杯を持ち上げている。気の合う人でした。

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2016年09月17日

【告知】Art×Baseball展

ところで当日の告知になってしまいましたが、本日、9月17日(土)「Art×Baseball展」という、野球を題材にした絵などを見せる展覧会(一日限り!)にお声掛けいただきまして、これでいいのかな? という絵を数点、出展します。

新宿区上落合の、複数の施設をサーキットするイベントの、マニアックな目玉は……

「宮武三郎氏(昭和2年から慶應大学に所属、投打で活躍した東京六大学野球黄金期のスーパースター)のバットでつくられた炉縁、キャッチャーマスクの香合」を慶應義塾大学文化団体連盟茶道会より借り受けて催されるカジュアル(?)な薄茶席。

アートxベースボール作品の展示会場として当初予定されていたKAZARU落合というギャラリースペースが、8月の台風の影響で急な下水工事が必要になり使用不可、となってしまったことで、受付を行う「色離庵」の2Fの和室が、特設の展示会場となるようです。

平日の疲れを癒す土曜日、お茶と野球とアートでのんびりするのもいいかも、という方のご来駕をお待ちしております。

【INFO】はコチラ
http://baseballart.grupo.jp/

個人的にもっとも興味あるのは、阪神タイガースの藤浪投手の新聞記事をWOOD BURINGという呼ばれる特殊な技法で、実寸で模写し続けているという岩下可奈さんの作品。実物見てみたい! そもそもは美大の卒業制作として取り組みをはじめたプロジェクトらしいのですが、教授陣にドン引きされたと言ってました。

それから、気がつけばなぜか軍艦イラスト(プラモデルの箱とかに使われることが多いとのこと)の大家となってしまっていたが、昨今のきな臭い政治情勢を受けて、軍艦イラストの道を絶ったというイラストレーション会の大重鎮、水野行雄さんの絵を生で見てみたい。意図せず軍艦イラストの権化となる前は、大好きなスポーツ・イラストレーションを主なフィールドにしていたそうです。存在そのものに、時間の流れに裏打ちされた説得力を感じさせる素敵な方です。

……そんなところに自分の下手な絵を混ぜてしまっていいのか?

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写真は、出展候補作。
最終的にどれを飾らせてもらうか、当日の朝まで迷い中。
posted by マリオ曼陀羅 at 06:02| Comment(0) | TrackBack(0) | art | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月15日

【朗報】『忙しいママでもできる! 毎日の時短ごはん』― 出ました!

【朗報】世のワーママ(Working Mothers=働くお母さん)のキッチン/食卓を救う、またまた実用性の高い一冊、新刊出ました。「まちとこ」という働くママ達の企画編集グループと、うちの怖〜い奥さんとのコラボ。

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世の働くお母さん達(の多く)がいかに過酷な状況に身をおいているのか、なぜそのような状況が生まれるのか、最近になってやっと、はっきりと飲み込めてきた気がしております。

1)旦那衆が家事を分担しない。
→そもそもその発想に乏しい。
→どこに手が必要なのかすら考えない。

2)ワーママ衆の就労環境が依然厳しい。
→女性の活躍を〜とか言ってる時点で…
→育児中の場合、何をか言わんや状態。

3)ワーママ衆の家事スキルの低さ。
→これ、(自分含め)旦那衆の家事スキル/家事意識の「無さ」と比べれば、「人にあれもこれもやらせておいて、なにを偉そうに言っているんだオマエは…」と、おっかない奥様方のお怒りの声が聞こえてくるような気もするけど、仕方のないことなので、敢えて言います(※ここではキッチンに話を限定)。

そもそもキッチンに立つこともほとんどないまま、学校に通い、塾や予備校にも行き、さらに進学して、就活して、就職して、働いて、残業して、……って、その間ず〜っと親の手料理か、外食か、お惣菜かで過ごしてきた人達が、ある日結婚したり子供を持ったからといって、いきなり料理上手になったりする訳がないんですよ。ママだろうがパパだろうが。勉強ばっかりしてきた人達も、遊びまくってきた人達も、ここは概ね平等です。

場合によっては家庭を持って、はじめて包丁を握るみたいな人が、かなりいるんだなあということが、なんとなく分かってきました。特に、勉強熱心、仕事熱心でやってきた人達ほど、包丁? なにそれ切れんの? というような状況なのは、もう仕方ない。これが現代社会の歪みDA!

子供を抱えて外食もままならず、育児に金かかるし、少しでも安心なもの食べさせたいし、じゃあ自分(達)でやるしかねーなと思っても、……そうこうしているうちに、やばい、仕事に行かなきゃ! 保育園に連れていかなきゃ! 仕事を終えてくたくたになって帰宅して、腹を空かせた雛鳥抱えて、うわ! 晩御飯どーしよう!!! ……となるのはもう、どうにもこうにも仕方ないことなのではないかと思うわけであります。え? 明日お弁当!? きゃー!!!!!

だから、こういう本は必要であると、だから思い当たる人は手にとって見て欲しいと、きっと役に立つからと思うわけであります。

>『忙しいママでもできる! 毎日の時短ごはん』
田内 しょうこ (著),
現役ママの編集チーム まちとこ (編集)
<辰巳出版>
【Amazon】https://www.amazon.co.jp/dp/4777817555/
【楽天】http://books.rakuten.co.jp/rb/14380673/

ちなみに何故アマゾンや楽天のリンクを貼るかというと、この本が必要な「忙しいママ」には、本屋に立ち寄る時間なんてこれっぽっちも無いからです。そりゃ小売店も苦戦するし、奥様方もどんどん恐ろしくなるわ。

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どこかの駅の啓文堂。
忙しいワーママでも、駅の本屋さんになら、どうにか立ち寄れる!?

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編集チーム「まちとこ」の面々の、現場への足はこれ!

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「忙しいママでもできる! 毎日の時短ごはん」深夜の原稿執筆で、ますますおっかない奥さん。スワローズの試合結果を見て、怖い顔をしているわけではない(と思う)。




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2016年08月29日

北京

初めての中国は四泊五日の北京だったけど、こちらの先入観をガシガシ揺さぶってくる感じがとにかく最高だった。やはりスケール大きかったし、素晴らしかった。また、今度はフリータイムをゆっくりと確保して、行ってみたい。

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posted by マリオ曼陀羅 at 09:51| Comment(0) | TrackBack(0) | diary | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月19日

お年頃

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三ヶ月のあいだ苦しめられた四十肩から解放されつつある予感♪

去年から三組の眼鏡を壊し、この半年は裸眼で(ほぼ不自由なく)過ごしてきたけど、車を運転したくなって、適齢になるまでと思いキープしておいた古いフレームに新しくレンズを入れたので、今夜はそれをピックアップして眼鏡ライフ再開する。

浮かれる酔っ払いを見てもニコニコただ眺めていられるようになったし、なんか順調に、というか否応なくジジイになりつつあることを実感。

いろいろまぶしい。

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posted by マリオ曼陀羅 at 11:39| Comment(0) | TrackBack(0) | diary | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする