■ エヲカク ■

2017年02月07日

PIMP復刊(間近)!!

「これ読んで分からないヤツは、アイドル見て光る棒でも振ってろ!」と、ハシヅメD先生が言ったとか言わなかったとか(言った)。17年の時を経て、名作の<復刊>です。’40〜'50年台シカゴで、のべ400人以上の娼婦を牛耳った伝説のPIMPアイスバーグ・スリム(ポン引きの親玉みたいな人です)の自伝的小説で、公民権運動の残響のまだまだ残る’67年(マルコムX暗殺は65年、キング牧師暗殺は68年)に、世の中の潮流など嘲笑うかのように出版されると約5年間でじわじわと200万部を売り上げ、その後に興るHIP-HOPに絶大なる影響を与えたカルト・マスターピース。アフリカ系アメリカ人のアンダーグラウンドのリアルを綴った貴重な記録でもあり、ストリートの知恵と暴力を描くことによって、そこから滲み出てくる人間の本質を捉えるに至ったこの『ピンプ』が書かれなければ、その後のHIP-HOPは生まれなかったのではないかとも言われる異端の書です。

※なお、エルロイからウェルシュまで、その後の白人作家達にも幅広く影響を与えた模様。

ぼくは約20年前にこの本と出会い、2001年、大好きな浅尾敦則さんの翻訳で、当時仲の良かった出版社(アーティストハウス)での翻訳出版を実現することができたときには思わず小躍りしたものです。しかしそのアーティストハウスがなくなると同時に、この本も<絶版>となってしまいました。めちゃめちゃもったいない!!! と、ずっと頭の片隅で思い続けてきましたが、なんと去年、DU Booksの編集長・稲葉さんが手を挙げてくれて、あの浅尾さんの名訳のまま(!)念願叶って復刊っ! という流れが生まれたものの、考えてみればぼくは既に版権エージェントの仕事をしておらず、翻訳出版権の契約手続きなどする手段がない!!! ということで、慌ててバイト先の某老舗エージェンシーの助けをお借りして、無事、この3月に復活されることに。

アーティストハウス版では、正直ちょっと微妙な感じだった表紙デザインも一新されることになりそうで、とにかく3月が待ち遠しい。この本を読む人がこれでまた増えるかもしれないと思うと、ほんとわくわくします。お楽しみに!!

→ ギャングスタラップに多大な影響を与えた伝説のピンプの自伝的小説が復刊
(MUSIC 2017.02.05 FNMNL編集部)
http://fnmnl.tv/2017/02/05/21759
 
 
 
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2017年01月31日

フィリップ・K・ディック、まさかな思い出

ディックの『高い城の男』の、最初の翻訳者が、俺の育った実家の裏に住んでいたエキセントリックなジジイだったと今日知った。あの人あそこでそんなことしてたのか。埼玉のど田舎で。

ひどい夫婦喧嘩するジジイだなと、幼い頃に思っていたけど。変人だったんだな。じゃあ仕方ない。。

ジジイは俺がその後ディックを読むとは思っても見なかっただろう。そんな田舎。

雑木林と水田や畑の広がるような。空が広くて、夜は星が明るかった。

あそこでディック訳してたのかよwww  めちゃ近くにいたw

ジジイが翻訳者だということは、翻訳という仕事もよく知らないまま、中学生の頃になんとなく知った。『私のなかの他人』という多重人格者の本を、本棚にあった彼の訳書を読んだからだ。

とにかく怖かった。ホラーのようなジジイだった。

ジジイが泣き叫ぶ奥さんを追いかけてきて、うちで飼っていたうずらの鳥かごの上に押し倒した。籠のうえに押し倒された奥さんを、うずらが飛び上がって、小さな嘴でつついていた。うずらの跳躍力を、俺はその時に知って、あれは感動だった。

まさかあのジジイだったとは。。

うずらも怖かったことだろう。

まともな大人はいなかった。けど、自分が大人の年齢になって、それも仕方ないことなのだと、なんとなく知るに至った。

子供達を怖がらせないようにしないと。。

ちなみに俺の初ディックは多分、スキャナーダークリーのペーパーバックの英語版。あのジジイもきっと同じ本を読んでいたんだな。。アーメン。

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2016年11月17日

IWJドネーション

この夏に母親がちょっと大きな病気で入院した際に、長引くかも知れず往復も大変だろうからと、来るべき介護の軍資金にと預かった地方銀行のカードだが、彼女が無事に退院して役目を終えて引き出しに眠っていた。「口座に金が残っているなら #岩上安身 の #IWJ の会員になって会費に回して欲しい。あの人の活動は必要な気がする」と、ついでのように託された。で、合意。

ぼくが #岩上安身 の取り組みを知ったのは2011年のあの一連の事件(災害であり事故であり、事件だった)があるなかでのことだったけど、某イタリア人フォトジャーナリスト( Pierpaolo Mittica)の原発事故本の日本での出版を手伝うなかで(#柏書房 から出版された)一度二度、岩上氏には間接的にお世話になった。

自分の生活が忙しすぎて #IWJ のロングインタビューの数々は無料のものを時々摘み食いする程度であれこれ見る時間がなかったけど、ヘッドラインだけは追いかけていて、それもひとつのバランスだった気がする。なので良い機会を与えられたと思って登録。今オルタナティブを生かさないと後が怖い。

オルタナティブなジャーナリズムは今本当に必要。制度疲労がここまで深刻な状況に陥っている時代にあって細胞レベルからやり直してゆきたい感じあるし、まだその可能性を感じさせてくれる取り組みのひとつに #IWJ は間違いなく入ると思う。岩上氏個人の預かるところのようなのでどこまで続くか。

……と思って登録手続きを進めていたら、なんと既に自分自身が会員登録済みだった件。では改めてドネーションだけ、なんか夜中にひとりでうっかりしていた自分に恥ずかしい気持ちになりながら送金手続完了。時間あったらいろいろ見たいなあ……

今日はちょっと小銭も入ったからね!

IWJ
http://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

※ちなみに、その時の本
『原発事故20年〜チェルノブイリの現在』
ピエルパオロ ミッティカ (著), 児島 修 (翻訳)
柏書房(刊)
https://www.amazon.co.jp/dp/4760140476/
 
 
 
posted by マリオ曼陀羅 at 02:51| Comment(0) | TrackBack(0) | diary | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月17日

わからない(9)

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息子(9)の殴り書きを見て、
自分もまたまったく成長していないのだと知る。


……という流れから、
この話とても良く分る。そして先生えらいと思う。
手前味噌で恐縮だけど、うちの子のあのトボけたセンスも、学校ではスルーされがち(評価の対象になり難い)だが、俳句を送った先の東京新聞や加賀千代女の俳句館から評価をもらって掲載されたりもした。ところで毎学期の通知表を見ればさっぱり。それはまあ日々の様子を見ていれば、学校での評価はつかないだろうということは、親としても納得……。
学校も大切かもしれないけど、学校の評価を頼りすぎるのも違うと思う子育ての日々。できることなら、点数なんてまったくない世界で子育てしたいんだけどなぁ。
中学どうする? 高校どうする? って頭痛い(ので奥さんに丸投げ)。やっぱ既定路線を外すことの生き難さはある。
……まあこの真田の秘密の子は、学校でも優秀そうだが。


小4、学校で評価されなかった自由研究「真田の秘密」をNHKに送ったら制作統括からお返事が届いて大喜び「好きなものの研究って大事」 #真田丸
http://togetter.com/li/1035150


 
こころで昨日の札幌と新潟は良かった。
 
 
 
 
posted by マリオ曼陀羅 at 02:07| Comment(0) | TrackBack(0) | parenting | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月10日

子供の見る夢(東京音頭)

息子(9)「うおぉぉぉ、なんかスゴい夢見た……」
親「なになに? どんな夢見たの?」
息子「一瞬の夢だったんだけど……」
親「ほう」
息子「”東京音頭”が50分間ずっと鳴り響いてて、気が狂うかと思った」
 
なんてことないっちゃなんてことないんだけど、なんというか、夢とはこうあって欲しいというようなDOPEな感じだったのでメモ。
2016/10/10朝
 
 
 
 
posted by マリオ曼陀羅 at 12:57| Comment(0) | TrackBack(0) | parenting | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする